不動産トピックス
クローズアップ
2004.07.19 12:00
生駒データサービスシステム 全国オフィス賃料水準データ閲覧 新サービス開始WEB活用で24時間閲覧可能
生駒データサービスシステム(東京都港区)では、WEB上で全国の主要なオフィスエリア177ゾーンおよびそのゾーン内に所在する200以上の主要駅周辺のマーケット情報を24時間閲覧できるサービス「IDSS-CREIS(アイデスクレイス)」を8月上旬からスタートする。
「四半期毎に更新される『OFFICEMARKETREPORT』や年間データをまとめた『不動産白書(年刊)』を通じて全国主要都市の賃貸オフィスビル市場動向について分析結果を発表して参りましたが、不動産投資市場への関心が高まる中、マーケット動向をよりきめ細かく把握したいというニーズが増えていることから、不動産に関する多様でかつ詳細なデータを提供するサービスを開始しました。」(貝畑氏)
利用には、会員登録が必要で、会員は各エリアの空室率やセグメント別(竣工年別・規模別)賃料水準などの四半期データを閲覧できる。費用は、A会員4万2000円/年(税込)「オフィスゾーン」+「駅周辺」のデータ。B会員2万1000円/年(税込)「オフィスゾーン」のみ。更に詳しい情報についてもオプションやコンサルティング契約で対応可能する。
ソフト・ボランチ PM支援ソフトを開発・販売 各社書式を選ばないレポート作成ツール
不動産会社向けITサポート事業を展開するソフトボランチ(東京都新宿区)では、オーナー、投資家、アセットマネージャーの意向により、様々な書式のマンスリーレポートの作成を要求されるプロパティマネージャー(PMr)の作業を大幅に軽減するシステム「PMボランチ」を開発、販売を開始した。
「書式統一が図れないため、エクセルを使用してのデータ加工がどうしても必要といってシステム化をあきらめていたPMrは多いと思いますが、このシステムは基本フォームのマンスリーレポートが標準搭載されている他、現在使用している書式に合わせて初期設定するだけで複数の書式のレポートをエクセルに出力することができるので手間を大幅に省くことができます。」(藤本氏)
システム導入価格は50万円から。
東邦レオ 建設技術審査証明書を取得 下水汚泥を活用したエコンポエースが対象
都市緑化資材の販売を手がける東邦レオ(大阪市)は、先月14日、富士見緑化、アイエム、井上政商店、ピラミッドと共同で、建設審査技術照明協議会の「建設技術審査証明書(都市緑化技術)」を取得した。
建設技術審査証明事業は民間から依頼された新技術に関して「技術審査」「証明」「普及活動」を行うもの。
今回審査を受けた下水汚泥を活用した「エコンポエース(商品名)」は、発酵による腐熟度の向上により、肥料・土壌改良材として効果が高いことが証明され、重金属など環境汚染に対する安全性にも十分配慮されており品質にばらつきがない。街路や公園の樹木など、都市の緑を生き生きと健全に育てることができる。
価格は、袋1650円(22㎏入り・関東圏内価格)。