不動産トピックス
交遊録 タレントショップがビル経営のきっかけ
2004.09.20 16:48
原宿竹下通り商店会会長の安齋隆雄氏がビル経営を始めたきっかけは、竹下通りにおけるタレントショップブームだった。
ブームの始まりは昭和62年。ビートたけしのタレントショップがオープンしたことから火がついた。昭和63年に竹下通りに不動産を所有する安齋氏のところにも話がもちかけられた。安齋氏の知り合いが経営している宮崎プロダクションからものまねタレント「コロッケ」の店の出店依頼である。
当時タレントショップの入居は入札で行われており、賃料は坪当たり20万~30万円とも言われていたが、安齋氏はいわゆるお友達価格で坪12万円で所有不動産を店舗として貸出すことにし賃貸事業を開始することになった。
ブームは平成3年のバブルの終焉とともに過ぎ去った。現在は坪7万円で化粧品店に貸し出している。