不動産トピックス

ビルオーナー伝言板

2004.09.27 10:37

★展示物に工夫
「ビル経営フェア2004」の特別企画、東京街づくりギャラリーに出展する各団体にとって、他のエリアに見劣りしないのも重要なこと。池袋からの出展団体の窓口を務める菊邑の大塚オーナーも展示に工夫を凝らす。目玉はLRT(低床路面電車)になるそうだ。

★テナント退去
東京都文京区湯島のツナシマが所有するビルの大口テナント(約300坪を賃貸)から解約予告が出てしまった。移転の理由は事業拡大による借り換え。20年以上の付き合いだったものの理由が理由のため賃料交渉の余地が無く大慌て。

★新サービス
ウィークリーマンションで有名なツカサ都心開発が新しく開始したのがタイムリーステイサービス。12時~20時の間、1時間980円でウィークリーマンションの一室を提供し、昼寝や仕事用での利用者を見込んだものだ。認知度が低いため今後の宣伝にかかっているという。

★全国一
池袋の常盤興業が運営するメトロポリタンビル内に入居した人材派遣会社のパソナ。同ビルの視認性と利便性が功を奏して、入居後に登録者数全国一位となった。その入居効果が現れたと気化され、常盤興業の柳田好史氏も満足している。

★愛車のポルシェ
八王子にビルを所有し、本業でチョコレートの製造販売業を行う野口和男氏。同氏の愛車はポルシェである。チョコレートの配達もポルシェでうかがうとちょっとした付加価値がつくそうだ。そんな同氏は時折、深夜の首都高をポルシェでドライブ。周りを見回すと若年層が多いのかと思いきや、自分と同じ50歳代の男性をよく見かけるとのこと。

★どっちが悪いの?
渋谷区の代々木公園付近にビルを経営する山高美智子氏。女性オーナーである同氏は賃料を延滞したテナントに催促するのが苦手であるという。手紙を送るなどのソフトな対応をしているが、たまに顔を合わすと自分がドキドキしてしまうそうだ。

★私のアイドル
浅草橋でビルを経営する石黒文七氏は若い頃から瀬戸内寂聴市の大ファンである。同氏の書籍を読んだり、講演を聴きに出かけるのはもちろんのこと、部屋にポスターも飾ってあるそうだ。毎晩日めくりするのが楽しみであるとのこと。

★どっちの酒?
吉祥寺の再開発ビルF&Fビルを管理する武蔵野市開発公社の主幹並木武夫氏は、喩えるなら地酒のような個性的なテナントの入居を希望している。しかし、大手メーカーから販売する酒は美味くなくても安定性はある。判断が難しいそうだ。




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