不動産トピックス
交遊録 法政大学建築学科の学生によりハモニカ横丁史上初の測量!?
2004.11.01 16:43
吉祥寺北口駅前商店会連合会、通称「ハモニカ横丁」の会長水野秀吉氏は法政大学建築学科の学生からある相談を持ちかけられた。
「ハモニカ横丁の模型をつくりたい」
模型を造るためには、測量が必要である。しかし、同商店会は再開発計画が何度も持ち上がっては頓挫している地域。平成14年に民間にデベロッパーが提案した再開発計画の際は、測量を拒んだ商店もあったという。
「学生たちの希望に応えるため各商店を説得しました」
ハモニカ横丁の名前の由来は、戦後の闇市から続くバラック店舗が肩を並べている様子がハモニカの吹き口ににていることである。老朽化が顕著で再開発が急務となっている。
「なんとか測量に応じてもらことができました。学生の手とはいえ、ハモニカ横丁が正式に測量されたのは史上初ではないでしょうか」
完成した模型は行政も注目しており、今後武蔵野市役所に展示される予定であるそうだ。