不動産トピックス
交遊録 清掃員との積極的なコミュニケーション
2004.12.06 16:40
豊島区池袋でビルを経営する大河内ビル代表取締役の大河内智子氏は、同ビルの清掃員との積極的なコミュニケーションを心がけているそうだ。同氏によると、所有ビルのことをある意味で一番よく知っているのは清掃員であるという。彼らと風通しのいい関係を築いておくことで、テナントの情報やビルの劣化部分などをいち早く知ることができるそうだ。また、何かトラブルが起きた際にもすばやい報告が期待できる。もちろん、そういった情報はビルの管理会社にも届けられる。同ビルの管理は三井不動産ビルマネジメントが行っている。担当のエリアマネジメント事業部新宿支店管理課主事戸井田聡氏は、池袋に寄った時は特別な用事が無くても同ビルに顔を出し、オーナーの大河内氏からビルの状況をうかがっている。また、清掃員の指導にあたるとともに彼らからもビル設備に異常はないか情報を得るという。そういった日頃のコミュニケーションがきめ細やかなサービスの提供や設備更新の提案へとつながっていくそうだ。