不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2004.12.06 15:37
★需要高いリース店舗
銀座で店舗仲介を管理するビルは現在全て満室稼働中。需要が高いのはリース店舗。身一つで営業を開始でき、初期投資費用が抑えられる点は今も昔も経営者にとっては魅力だという。
★インド旅行にて
先日インド旅行に出かけてきた東京都文京区の駒宮不動産代表取締役駒宮一郎氏。これまで何カ国も旅し様々な景色を見ている同氏だが、世界遺産タージ・マハルよりも鮮明に焼き付いた光景は牛や豚が堂々道路を歩く姿だった。
★駅前ビルの悩み
東京都港区のビルオーナー今朝の取締役藤森朝光氏はある悩みを抱える。その悩みとは新橋駅前に所有するビルのエントランスに集まる路上生活者達の扱い。空室時、内見者を案内する際に居合わせてしまえば、ビルのイメージが地に落ちる。行政に対応を迫るも抜本的な解決はなされていない。
★リフレッシュルームが縁
千葉県柏市にビルを所有する、いしど画材代表取締役の石戸新一郎氏は改修に合わせて所有ビルにリフレッシュルームを設置した。各テナント関係者がそこに集い、ランチを食べるなど交流の場にもなっていた。先日、入居テナントの服飾店のダイン性従業員と宝石店の女性従業員がリフレッシュルームに出会ったことを縁に、ついに結婚することになったそうだ。石戸代表が感謝されたことは言うまでもない。
★ワールドカップの効果
韓国人の住人・事業者の進出が著しい新宿区新大久保でビルを経営する、カネハラ綜合企画代表取締役の金原猛児氏。同氏のビルには現在、8割が韓国人事業者の入居となっている。当初は文化の違いから戸惑うこともあったが、2002年の日韓共催ワールドカップで感動をともにして以来コミュニケーションが活発化。ゴミの分別の指導などが躊躇なくスムーズに行えるようになったそうだ。
★何でも屋
新宿区神楽坂でガラス店を経営し空中階をテナント貸しする坂本二朗氏。同氏の店はガラスの修繕・修理を主な業務としているが、その他クリーニングやフィルムの現像、家具の販売など生活に密着したサービスを幅広く手がけており、町の何でも屋として親しまれているそうだ。
★原宿美化推進委員会
原宿の名所、竹下通りにビルを経営する久世産業代表取締役の久世義昭氏は原宿美化推進委員会会長も務める。同氏は混雑する竹下通りの歩行者の安全を考え、電信柱の地中化を委員会として行政に提案するなど積極的に活動中。