不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2005.02.07 16:46
★原宿ブランド
原宿エリアで2棟のビルを経営する久世産業代表取締役の久世義昭氏の本業は、包装資材の製造・販売である。ラフォーレ原宿などが主な取引先であるが、数年前におり簡便に受注取引をするためネットでも注文を受け付けるようにした。すると思いの外、全国からの注文が舞い込んだという。原宿という街のブランドのおかげだと感謝したそうだ。
★テレビ出演
武蔵野市吉祥寺で不動産賃貸業を営み、通称”ハモニカ横丁”と呼ばれる吉祥寺北口駅前商店街連合会会長を務める水野秀吉氏は、先月31日テレビ東京の番組「突撃イドバタ7」に出演。タレントの井森美幸、山瀬まみらとともにハモニカ横丁でハモニカを吹いた。ゴールデンタイムで放送されることから適度に緊張し、いいビブラートができたとか。
★ウエイトレスも買えた?
人気のエリア下北沢で3棟のビルを経営する周和不動産の松本剛直代表が、初めてビルを建設したのは平成元年。バブル期の当時は土地建物あわせて坪単価4500万円の費用がかかった。現在も返済は続いているが、ふと50年前の下北沢の土地が坪約1万円、ウェイトレスの月給が約1万2000円だったことを思い出し、途方に暮れてしまうそうだ。
★3月で退職
新宿四谷にある四谷ビルディングはオーナーが名古屋にいるため、その運営・管理は長年の間、管理部長の鈴木健一氏が行っていた。しかしそんな同氏も高齢を迎え、今年度の3月に退職することになった。ビルへの愛着があり切ない気持ちもあるそうだが、経営は順調であり大きな事故も無かったことから満足感が大きいとのこと。
★給水タンクで洗浄
千代田区九段で九段渋木ビルを経営する渋木許晴氏は年に一度、自ら給水タンクの中に入って洗浄を行っている。大変労力の伴う作業であるが、テナントに清潔な環境を提供することを思えば意に介さないそうだ。
★セルフ式普及
コスモ石油の販売代理特約店を経営する京浜商事取締役の久住秀雄氏は、淘汰が進むサービスステーションの現状について従来とは異なる経営が好まれてきていることを示唆する。サービス重視の経営よりもむしろセルフ式の利用者が増加中とのこと。