不動産トピックス
クローズアップ
2005.02.21 15:42
ダイキン工業 3日間で2万1049人が来場 総合設備展開催 空調改修効果伝える
ダイキン工業は2月9・10・11日の3日間、東京・有明の東京ビックサイトにて「ダイキン総合設備展」を開催。3日間で2万1049人が来場した。
この催しは、市場環境の変化に対応したシステムの提案をはじめ、同社の「ものづくり」「アフターサービス」など商品開発からアフターケアーに至るまでの取り組みを紹介するもので、開場はニーズ別に「ビルゾーン」「医療・福祉ゾーン」「工場ゾーン」「住宅ゾーン」「店舗ゾーン」「クオリティ&サポートゾーン」に分けられ、それぞれに最新の技術などを展示した。
特にビルゾーンでは、実際に会場内にオフィスを再現し、リニューアルの実演によるセミナーなども行われ、写真やカタログでは伝わりにくいリニューアルのビフォアーアフターを見ることができた。
他にも、経年劣化した空調機を経年数別に並べて運転し、エネルギー効率がどれだけ異なるのかを展示するなど、各所に工夫が施されている展示内容に訪れた人々は関心を寄せていた。
また、会場内で開催された「ビル・バリューアップセミナー」では、ビルネット代表取締役海野勝至氏、ケネディ・ウィルソン・ジャパンアセットマネジメント部シニアマネージャー大塚健介氏、エクスプレス・タックス代表取締役飯塚美幸氏がそれぞれ講演した。
リサ・パートナーズ&IDU 2社合同の会社説明会を開催 個人投資家145名が参加来場者の約6割は3・40代
デューデリジェンスおよびアセットマネジメントなどを展開するリサ・パートナーズ(東京都千代田区)とインターネット不動産オークション事業を展開するアイディーユー(大阪府大阪市)は合同で、2月10日、東京・六本木ヒルズ森タワー40階「六本木アカデミーヒルズ40」にて個人投資家向け会社説明会を開催した。
この説明会はイブニングセミナーとして17時30分から開場。リサ・パートナーズ代表取締役井無田敦氏とアイディーユー代表取締役池添吉則氏による会社説明会の後、経済エッセイストの秋岡榮子氏をコーディネーターに迎えた両社長によるパネルディスカッションも開催された。
個人投資家を中心に145名が参加。約4割が30代、約2割が40代の投資家が占めるという、会社説明会にしては比較的若い世代の投資家達の参加が目立った。
リサ・パートナーズとアイディーユーは昨年3月、共に東証マザーズに上場を果たしており、同じ不動産金融マーケット内でそれぞれ強固なビジネスモデルを確立している。両社の間に提携関係はなく、今回の説明会は両社長の会談で実現した模様。合同会社説明会という画期的な試みで個人投資家達に、不動産金融ビジネスの市場において両社がどのような位置づけで成長を果たしているのかを深く印象付けた。
日本ペイント販売 リノベーションセミナーを開催 約50名のビルオーナーが来場塗料・光触媒を解説
日本ペイント販売は去る17日「ビル再活性化リノベーションセミナー」を東京都渋谷区のシブヤ・ネクサスにて開催した。
このセミナーは、松下電工の協賛とビル経営研究所の後援により実現したもの。小紙主催のビルオーナークラブ会員と、会場を提供したシブヤ・ネクサス代表の梅原伸二郎氏が代表幹事を務める渋谷ビル経営者協会の会員から約50名が参加した。
催しの構成は3部構成になっており、1部は日本ペイント販売による「メンテナンスコストを考える塗料選び!」、2部は松下電工による「次世代のスーパー低汚染塗料光触媒の真実にせまる!!」、3部はブルースタジオ取締役大島芳彦氏による「『引き算のデザイン』で高付加価値を狙う!!」と題したセミナーを実施。ビルの内外装を保護する塗料の解説から、日本発の技術として注目を集めている光触媒がどこまで進化しているのかといった日頃あまり聞けない内容に参加者達は深い関心を寄せていた。
また、3部のセミナーでは、オフィスビルをクリエイター向けSOHO兼住居にコンバージョンした事例などを解説しながら、リノベーションにおけるコンセプトの組み立て方などソフトウェア的な思考論を学んだ。
セミナー後の懇親会では、参加者同士の歓談が行われた。