不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2005.03.21 10:34
★ホテルのサービス
福岡市中央区にてビルとホテルを経営する澤井興産。同社常務取締役の澤井隆彰氏は、ホテル事業のサービスをビルにも活かしてテナントとのコミュニケーションを図っているという。一例としては、ホテルの朝食を入居テナントの従業員も食べられるチケットを配布するなどである。テナントからの評判も上々であるそうだ。
★有効な風俗業者対策を
共栄興産代表取締役会長増田徹氏は、善良な事業者を装ってビルに入居しようとする風俗業者に怒りを禁じえないことがあるそうだ。杉並区に所有する同氏のビルにも、マッサージ店を装って入居しようとしてきた風俗店があったという。交渉担当者はどう見ても一般の人物で、もし条件が合っていれば入居させていた可能性も高かったと冷や冷やした。こういった業者が表れる度に、何か防ぐ手立てはないかと考え込んでしまうとのこと。
★日本人気質
福岡市にてビルを経営する上ノ橋商会の佐藤満洋氏は、ビル経営において熱しやすく冷めやすい日本人気質に対応するのは難しいと考えている。例えば話題の飲食チェーン店を入居させても、開店当初は客足は良くても3年5年後には閑古鳥が鳴いている可能性が高い。またその場合、簡単にテナントの入れ替えができるわけでもない。入居テナントの選別にはどしても慎重になってしまうそうである。
★パチンコが趣味
千代田区九段下のビルを先代から引き継いだ野澤純一氏。元は銀行員だったがビルを引き継いだ際に銀行は辞め、1階店舗で運営していた家業の文房具店を運営していたそだ。しかし、その文具店も数年前に閉めたことで不動産賃貸業一本となり、比較的時間に余裕ができたそうだ。まとまった時間がとれた時、リラックスするためにするのがパチンコであるという。しかし、あまり勝ちすぎたり負けすぎたりすれば心臓が高鳴り、まったくリラックスにならないそうだ。
★コアネット
大手企業の不動産、資産運用部が集まり組織されているコアネットジャパン。毎月30名から40名が集まる例会が行われているが、3月の例会は富士通ソリューションスクエアの見学会である。当日は富士通のコンサルティング事業部、富士通一級建築士事務所などから説明を受けオフィス見学を開始、その後構内の1階レストランにて懇親会という流れとなる。