不動産トピックス
今週の一冊
2005.04.04 17:19
日米で異なる不動産用語を解説
不動産ビジネスのカタカナ語
著者:瀬川昌輝/鼠屋正敏/腰高夏樹/ほか
発行:昌平不動産総合研究所/不動産経済研究所
価格:1890円(税込)
急速なグローバル化と金融商品化が進むなか、本来の意味や用法と一致しないまま使われている不動産用語は多く、ビジネス現場に少なからず混乱を生じさせている。そこで、本書ではそうしたカタカナ語の正確な意味と用法を内外の不動産ビジネスに精通した執筆人が明快に解説する、実践的ハンドブックである。「ビジネスフロー編」では欧米のビル経営事業をモデルに不動産用語が事業企画・建設・建物運営やリーシング業務の中で、どのように使われているかを解説、そして「用語解説編」では、ビジネスフロー編で取り上げた用語を中心に、日本と欧米で解釈が異なる用語や一般的に使われている用語を解説している。「不動産業界が日本経済復活のためになしうる仕事を力強く進めていくためには、言葉のインフラづくりはまさに急務であり、本書がその一翼を担うことができれば幸いです」(昌平不動産総合研究所 代表取締役 瀬川昌輝氏)