不動産トピックス

交遊録 ”スイーツ”誕生の影に運命の出会い

2005.05.16 15:16

 ”スイーツの街”と呼ばれる自由が丘。お菓子を意味するその言葉がメディアを賑わせ始めたのは2年程前のことである。仕掛けたのは自由が丘のビルオーナー岡田一弥氏とナムコ・チームナンジャ池澤守氏。岡田氏の所有地開発に際し、同氏のビルに入居していた設計士石川忠氏がナムコワンダーエッグの開発に携わっていた縁で池澤氏を紹介したのが契機となった。ショッピング客向けに多数の洋菓子店が点在していたことに目を付けた池澤氏は、それらの文化を統合するフードテーマパークを提案。「自由が丘スイーツフォレスト」と名づけたのは周知のことである。もし石川氏が岡田氏のビルに入居しておらず、岡田氏と池澤氏が出会っていなければその言葉も生まれていなかっただろう。人と人のつながりから文化が生まれるのである。




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