不動産トピックス
交遊録 地権者との温度差を解消
2005.06.13 15:13
大阪西区の人気エリア、南堀江でファッション企画会社を運営するスワッチ代表取締役の香川武史氏。
同氏は東京でヘアメークや広告の仕事に携わった後、昭和61年に生まれ育った大阪に戻った。偶然事務所の近くに衰退する家具屋街、堀江・立花商店街があり、仕事場周辺が廃れているのは情けないという思いから自ら街づくりに一肌脱ごうと考えたそうだ。
同氏は堀江にアパレルショップを誘致する企画に参画。当初は地元地権者とも温度差があったが、徐々に「街が蘇るなら」と店舗誘致を託されるようになった。
地権者の一人、清水産業代表取締役清水利祐氏も香川氏の発想に賛同し、元家具店をアパレルショップに賃貸。その後、ファッション街として街が再生する契機となった。