不動産トピックス
ビルオーナー伝言板
2005.06.20 14:25
★予期せぬ出来事
水道橋駅至近の立地にビルを所有するサンエイの林みち子氏は、3度の予想外の出来事でテナント退去という憂き目に会っている。1回目の「O-157」騒ぎの時には寿司店が打撃を受け退去。次に入居した焼鳥店は「鳥インフルエンザ」で閉店。3度目に入居した焼肉店は「BSE」騒ぎで退去した。現在のテナントである居酒屋を入居させた理由はメニューが豊富だからとのこと。
★坪当たり50万円
渋谷駅前の著名ビル大外ビル1階に新規入居した「UFJ Plus(プラス)」は、UFJ銀行の頭取もオープン記念に駆け付けるなど華々しくオープンhした。同ビル1階の前テナントはりそな銀行であったが、退去が決定した際には何と三桁を超える引き合いがあったという。最も多かった業種はパチンコ店で、坪50万円の提示もあった。街の環境を考慮して、それらは丁重にお断りしたという。
★キャッチコピー
東京都文京区湯島にビルを所有するツナシマが、ツナシマ第二ビルの2フロアのテナント募集を開始した。募集にあたり、物件広告を新たに作成。再開発が進む秋葉原と東京大学のある本郷の中間エリアということから、打ち出したキャッチコピーは
「東京大学の先端技術とIT基地秋葉原が一体化!ITテクノロジー企業のオフィスに最適!」
★外国人の穴場的存在
大阪・日本橋のでんでんタウンにビルを所有するサワダデンキ代表の澤田沢治氏は、本業の電機店に中国語、韓国語、英語などの話せるスタッフを置いている。観光客向けの対応だが、それほど多くの外国人が訪れるわけではないそうだ。というのも、旅行会社のツアーコースに組み込まれようとしていないからである。旅行会社と提携すればその分旅行会社に支払う費用がかかり、肝心の商品が安くできなくなる。外国からの観光客にとっては一種の穴場的な店となっている。
★ハモニカが上達
吉祥寺で不動産賃貸業を行う水野秀吉氏は、ハモニカ横丁の商店街振興組合会長を務めるだけあって趣味はハモニカを拭くこと。先日は、ハモニカ横丁を取り上げたテレビ番組でその腕前を披露した。最近は大きく緊張することも少なくなり、日に日に上達していっているそうだ。
★リサイクルショップを活用
平塚市にてビルを経営する大貫慎一郎氏のこだわりはビルの備品である。灰皿やソファーなどはリサイクルショップで安く購入し、活用しているという。特に年度末などはいい製品が出るそうで、そいうった時期にはリサイクルショップめぐりは欠かせないとのこと。