不動産トピックス

交遊録 庵野秀明監督の原点は大阪の貸し劇場にあり

2005.06.27 15:11

 大阪市浪速区でDVDショップと貸し劇場を運営するウエストパワー代表取締役塩田浩司氏は、文化の発露の場所として劇場の重要性を説く。いい文化や産業があっても、表現できる場がなければ発展しないという考えからだ。同氏は日本のアニメ産業をより活性化させるために、ヒーロー劇や特撮スタジオとして劇場を提供する。その中で同氏が思い出す人物が、ヒットアニメ「エヴァンゲリオン」を製作した庵野秀明監督である。まだメジャーになる前、同監督の事務所は大阪にあり劇場やアニメショップで度々姿を見かけていたという。今では全国区の知名度となったが、塩田氏は同監督の感性が当初、大阪の同氏の劇場ではぐくまれたと自負しているそうだ。現在、大阪市が取り組んでいるロボット産業育成にも、ロボット競技大会にも劇場を貸出しその発展に一役買っている。




週刊不動産経営編集部  YouTube