不動産トピックス

交遊録 自由が丘再開発に関する様々な立場

2005.08.22 14:15

 自由が丘の地でビル経営を行うとともに同ビル1階で鍵店を営む平井泰男氏は、自由が丘商店街振興組合理事長を務める。現在、自由が丘では駅前再開発の問題が話題に上がっている。区画を整理し高層の駅ビルを建設するというものだ。平井氏は自由が丘化の細路地の魅力を説き、開発には反対の立場だ。魅力的な商店が並ぶのも、大規模な開発がこれまでなかったことがその要因としている。一方、自由が丘街づくり株式会社の役員でナムコチームナンジャがプロデュースした「自由が丘スイーツフォレスト」のオーナーである岡田一弥氏は、地域の人々が納得いくものであれば賛成という立場。街並みは変わるのが常であり、自由が丘という洗練された街の住民が望む再開発であれば変化は自然なことと見る。立場は微妙に異なるが、自由が丘の街を想う気持ちは共通であるようだ。




週刊不動産経営編集部  YouTube