不動産トピックス

編集後記

2005.11.28 16:44

 連日報道されている姉歯一級建築士の耐震強度偽装事件は、責任の擦り付け合いの様相を呈し泥沼化している。取材中「自分が入居したいと思えるようなビルこそ最善」と考え、積極的に所有ビルを耐震補強したオーナーがいた。本来このように、経営者(あるいは分譲主)が入居者に快適で安全な環境を提供するというのが不動産業のあるべき姿である。業界の信頼を損った責任は重い。




週刊不動産経営編集部  YouTube