不動産トピックス
今週の一冊
2005.12.19 15:03
最新情報満載の震災遭遇時必携書
東京直下大震災
著者:中林一樹
発行:平成17年8月31日
単価:1470円(税込)
出版社:徳間書店
今後30年以内に、首都圏にM7クラスの大地震が起こる確率は70%と言われている。もはやいつ起こってもおかしくない大震災であるが、本書では、大地震に見舞われた際に、どう行動すべきかを、図解を中心に細かく記している。
全4章より構成されており、特に3章では大震災後の交通網のマヒによる帰宅困難者について述べている。本書によると建物の倒壊・焼失件数は約85万件、最大死者数1万2000人、帰宅困難者は650万人と予想。誰もがこの数字に含まれる可能性があることが述べられている。
大震災が来る前に本書を読み込んでおいてはいかがだろうか。