不動産トピックス
商業ビル最前線
2006.07.03 17:19
ダイヤモンドシティ 武蔵村山の大型SC正式名称が決定 延床面積約13・7万㎡ 都内最大級のRSC誕生
ダイヤモンドシティ(東京都渋谷区)は、11月オープンをめざし、東京都武蔵村山市榎・東京都立川市上砂町に建設中にの大型ショッピングセンターの名称が正式に決定した。
同店は、敷地面積約13・7万㎡、延床面積約15万㎡、店舗面積約7・5万㎡、駐車台数約4000台を要する、東京都最大級のRSCである。
名称は「DIAMONDCITYmu(ダイヤモンドシティ・ミュー)」。ショッピングセンターが誕生する武蔵村山は、東京の武蔵野に広がる豊かな自然と独自の文化に育まれた街。広大な台地とそこで生まれる独自の文化は、神秘の帝国・大陸「ムー」と重なり、その武蔵村山の頭文字「mu(ミュー)」を表している。
また「mu」は、学術・文化・音楽をつかさどる神「Muse」の頭文字でもあり、来店者の知的好奇心・上質なこだわりを満たし、高感度な暮らしへの彩りを添えるショッピングセンターを目指してネーミングしたという。
いずみ21・マイカル 「岸和田イトマンスポーツクラブ」オープン 7月1日より東岸和田サティ内にて
いずみ21(滋賀県草津市)は、7月1日、マイカル(大阪市中央区)の東岸和田サティ内に「岸和田イトマンスポーツクラブ」をオープンした。
イトマンスイミングスクールのフランチャイジーとして、滋賀県を中心に8店舗を展開するいずみ21が新たにオープンした「岸和田イトマンスポーツクラブ」は、施設面積約2075㎡、主要設備マシンジム2室、スタジオ1室、ロッカールーム、シャワールーム、サウナ、プール等があり、フィットネスクラブまでを完備した大型スポーツクラブだ。
プログラムについては、ベビーからのスイミングスクールを中心に選手コースまでを、また、フィットネスについては、スタジオプログラム週約50本前後、プールプログラム週約30本前後を用意している。
【新規プロジェクト】ノバレーゼ 日本興亜馬車道ビルをリノベーション 7月1日伊ウエディングドレス専門店オープン
ノバレーゼ(東京都港区)は、7月1日、みなとみらい線「馬車道」駅徒歩1分に位置する日本興亜馬車道ビル(旧川崎銀行横浜支店)に、イタリアン・ウエディングドレスの専門店「NOVARESE横浜」をオープンした。
同店舗は昭和63年に横浜市が歴史的建造物の第1号として認定した、日本興亜馬車道ビル(旧川崎銀行横浜支店)をリノベーションしたものだ。
店舗設計については、斬新なデザインや、独特な質感を持つ素材を用いた空間美に定評のあるデザイナー・垂見和彦氏が「の巣トラジック・モダン」をコンセプトに、歴史ある建物の様式や温かみのある雰囲気を最大限に活かして設計。重厚で豪著なアーチ状のゲートをくぐると、2階分の吹き抜けが広がり、石造りで囲まれた荘厳な空間が出迎え、吹き抜けの前方にしろと黒のコントラストが美しい、落ち着きのあるモダンな店舗が現れる。店舗の外観は、建物と相反する現代的でスタイリッシュなデザイン要素を取り入れることで、最先端のデザインと大正時代の洋館が調和したノスタルジックな雰囲気に仕上げた。
また、店内については、装飾や華美な要素をできるだけ排し、モノトーンにまとめた、先鋭的なデザイン空気が広がり、外観と同様、曲線よりも直線的な構造とデザインが施され、全体的に黒系の色調で、配色することで同社のホワイトドレスが映えるよう配慮している。
2階には、採光性が高く、大枠の窓から入る自然光により、絹の光沢感、質感のなめらかさを際立たせる4部屋のフィッティングスペースを用意。夜間は、ガス灯を模した街灯がビル全体を照らし、横浜・馬車道通りの古き街並みを演出する。
なお、同店ではクオリティの高いシルクを用いた世界でも最高級とされるイタリア製のウエディングドレスのみを販売・レンタル。同社が提携するイタリアのアトリエ数十社をはじめ、シンプルかつモダンな選りすぐりのウエディングドレスを直輸入し、またブランド単位の買取を行わず、各アトリエのドレスを1着ごとに選別し、有名無名に関わらず、同社にしかないドレスを取り揃えている。
なお、ドレスやフラワー、メイクのコーディネイトから、写真撮影時のポイント、歩き方のノウハウを専属スタッフが担当する。
営業時間は平日11時~20時、土・日・祝日が10時~20時。定休日は水曜日となっている。
ナムコ 新規事業として確立し新たな収益の柱にする サロン・ディスパ業態を積極展開 ヒーリング事業のノウハウを活用
ナムコ(東京都大田区)は、ヒーリングエンターテインメントを新規事業として確立し、新たな収益の柱にするため、トリートメントサロン業態とデイスパ業態でヒーリング事業に参入する。
同社は昨年、サンシャインシティ内にある都市型テーマパーク「ナムコ・ナンジャタウン」内にヒーリングパーク「りらくの森」を開設し、ヒーリング事業展開におけるノウハウを蓄積してきた。その事業運営ノウハウを活用し、サロン業態と、デイスパ業態を新規開発し、今後、積極的に展開していくという。
トリートメントサロン業界の第一弾として、日本初のセブ式ココナッツオイル・トリートメントサロン「ヒロット」を7月15日、「りらくの森」内に直営店舗としてオープン。また、デイスパ業態での第一弾は、岩盤浴と「ヒロット」サロンを複合させた、デトックス(解毒)とリラクセーションをテーマにした女性専用デイスパ「ダスパ」として8月8日、新横浜駅前「新横浜西武ビル」内にオープンする。
ドン・キホーテ 8月下旬新業態店をオープン 次世代型コンビニ事業に参入
ドン・キホーテ(東京都江戸川区)は、中食専門のコンサルタント会社、デリシステム・プランニング(東京都渋谷区)と業務提携し、中食厨房によるできたての惣菜・弁当コーナーを物販スペースと融合した「次世代型コンビニエンスストア事業」に本格参入する。
8月下旬に実験店として、東京都渋谷区西原1丁目に新業態店をオープン予定。店舗名称は「ピカソ渋谷西原店(仮称)」で、面積は199㎡(うちデリカゾーン面積約60㎡)、既存フォーマット「ドン・キホーテ」の約4万点にのぼる商品アイテムの中から小商圏店舗にふさわしい商品約1万8千アイテムを厳選し、約200㎡の売り場の中に展開する。
また、業務提携先であるDSP社の豊富な経験やノウハウをもとにした店舗内厨房を設置して、できたての惣菜・弁当の提供と運営にチャレンジする。
なお、同社は来年6月までに10店舗程度を実験店として展開することにより、新業態のフォーマットを確立し次第、多店舗化に向けて始動するという。