不動産トピックス
商業ビル最前線
2006.07.24 16:58
大和システム 神戸市垂水区の大型商業施設店舗面積や約2万8000㎡ 「ブルメール舞多聞」が7月25日オープン
大和システム(大阪市西区)が神戸市垂水区にて開発を進めてきた「ブルメール舞多聞(まいたもん)」が7月25日オープンする。
「ブルメール舞多聞」は、神戸西バイパス・学園南ICから約900mに位置する、地上3階建て、店舗面積2万8161㎡からなる大型商業施設である。
大和システムが企画、建築、テナントリーシング、管理・運営まで一貫して行い、「毎日の暮らしを応援する地域密着型の施設」をコンセプトとしている。
出店テナントは、ロイヤルホームセンター、関西スーパーマーケット、セガワールド、おしゃれ魔女ラブandベリークッキングスタジオ、アミーゴ書店、手芸センタードリーム、100円ショップキャン★ドゥ、ドラッグセガミ、ライトオン、3can4on、HUSHUSH、シューズワールド、歯科医院など、全44テナントとなっている。
京王電鉄 せいせきダイニング[クー!]開業 「赤坂飯店」等3店舗多摩地区初進出
京王電鉄(東京都多摩市)が運営する、京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅隣接の複合商業施設「京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター」のB館8階レストラン街は、7月20日、せいせきダイニング[クー!]として、グランドオープンを迎えた。
3月の第1期リニューアルオープンに続き、コンセプトは『我が家のセカンドダイニング』だ。
なお、出店店舗については、多摩地区に初出店となるナチュラルスタイルビュッフェの「食彩健美 野の葡萄」と中国料理「赤坂飯店」、洋食「ポムズファーム」の3店舗のほか、天ぷら専門店「新宿 つな八」、和・洋食店「さんるーむ」が新規出店。そして「新宿さぼてん」「洋麺屋 五右衛門」がリニューアルオープンする。
小田急電鉄 成城学園前駅ビル名称が「SEIJOCORTY」に決定 地上4階建て商業施設9月2日オープン
小田急電鉄(東京都新宿区)は、小田急線。小田原線「成城学園前」駅上部にて建設を進めている駅ビルの名称を「SEIJOCORTY(成城コルティ)」に決定し、9月29日(金)にオープンする。
「SEIJOCORTY」は総事業費約47億円を投じた、地上4階建て、延床面積1万6900㎡からなる商業ビルで、名称の由来はイタリア語で「中庭」を意味するCortile(コルティーレ)からの造語から来ている。
「成城らしい豊かさの追求」をコンセプトとし、高品質で付加価値の高い商品やサービスを提供するとともに、ファミリー層を中心とした近隣居住者の利便性が向上を図り、物販・飲食店のほか、保育所やクリニックなど、日々の生活に不可欠な36店舗で構成している。
1階の駅自由通路上空には、ガラス屋根まで広がる大きな吹き抜けを設けて、自然光溢れる開放的な建物とし、また2階の吹き抜け付近には来館者の休憩・イベントスペースを整備。また、4階にはヒートアイランド現象を緩和する屋上庭園を東側と西側にあわせて約900㎡整備し、地球環境にも配慮するなど、成城の街が持つ緑を大切にした環境づくりに努める。
具体的には、1階にスーパーマーケット「Odakyu-OX」、フードブティック「トロワグロ」、洋菓子「(仮称)オテルドゥスズキ・フルーツブティック」、和菓子「成城散歩」、カフェ「Dean&DeLucaCafe」などが出店を予定。また2階には、「三省堂書店」、インテリア雑貨「George=s」、子供服・婦人服「グラスティアラ」。そして3階に「小田急ムック保育園」、クリニックモール「ドクターズポート」など医療・サービス系のテナントが入居。4階には、松濤のフレンチレストラン「シェ松尾」のファミリー向け新業態「グランファミリーユ・シェ松尾」、広尾の日本そば「箱根暁庵」が出店を予定している。
三菱地所 8月1日~20日の期間中 丸ビルにて夏イベント開催 ビアガーデンのほかヨーヨー釣りも登場
三菱地所(東京都千代田区)は、8月1日~20日、「PLAY!Marunouchi in Summer 2006」を開催する。
同イベントは、同社がワーカーや来街者がより元気で活き活きと活動し楽しめる街を目指し、展開しているキャンペーン「PLAY!Marunouchi」の一環。丸ビル1階の「丸の内カフェease」、吹き抜けスペース「MARUCUBE」には、スポーツ観戦も楽しめるビアガーデン「BEERGARDEN@Marunouchi」(期間8月1日~20日)が登場し、生ビールやカクテル・料理が堪能できる。また、丸ビル外構には、射的やヨーヨー釣りなどが楽しめる「En-Nichi in Marunouchi」(期間8月4日~6日)が登場し、大人から子供まで幅広く遊べる空間となる。
このほかにも、丸ビル3階にて開催される今秋公開予定の映画「フラガール」の写真展(期間8月2日~13日)など、様々なイベントが開催される。
西日本鉄道 「天神コアビル」の改修工事に着手 華やかさを演出し街の賑わいを創出
西日本鉄道(福岡市中央区)はさらなる魅力向上を目指し、「天神コアビル」の改修工事に着手した。
同ビルは、西鉄「福岡(天神)」駅、福岡市営地下鉄「天神」駅徒歩1分、昭和51年6月竣工、地上8階・地下3階建て、延床面積2万3892㎡の商業ビルである。
工事の内容は、外壁の改修、ビル内上層フロアの再構築の2点に主眼を置いたものとなり、外壁に関しては、1階エントランス部の改装や照明によるライトアップ、さらには渡辺通り川2階壁面部のウィンドウ化や南西側階段室のシースルー化等によるリフレッシュを行うことで、華やかさの演出や天神地区の街の賑わいへの貢献を図る。
また、上層階に関しては、現在7・8階の2フロア構成である飲食フロアを7階に集約し、フロア中央にはカフェを配置。”歩きながらお店を選ぶ楽しさ”を演出するレイアウトに変更するほか、植栽や間接照明の新設などを行う。8階は物販フロアに変更し、集客力の高い衣料雑貨店舗を誘致し、ビル全体への波及効果を狙う。
グランドオープンは11月を予定している。