不動産トピックス

商業ビル最前線

2006.08.14 16:29

秋葉原UDX クリニックモール「UDXクリニック」オープン アンチエイジングがテーマ 生活指導・先端的医療提供
 秋葉原UDX6階にて、アンチエイジングをテーマにしたクリニックモール「UDXクリニック」がオープンした。
 「UDXクリニックモール」では、アイロム(東京都品川区)とLTTバイオファーマ(東京都港区)が抗加齢事業の展開を目的に設立した合弁会社、I&LAnti-AgingManagement(東京都港区)の支援により、内科・皮膚科の保険診療に加え、自由診療も行っている。診療内容は、医師や専門家による酸化度・免疫機能・各ホルモン量の抗加齢度検査、そしてそれに基づく生活指導、サプリメントや漢方を用いたアンチエイジング内科診療、レーザー治療などの美容皮膚科診療となっている。
 なお、同クリニックは「抗加齢医学会」による認定施設の取得を目指しており、抗加齢・皮膚美容に関係する優れた院内製剤を提供している。
 診療時間は、月~金曜日が9時30分~13時、14時30~18時で、土曜日が9時30分~13時。休診日は日曜・祝日。

西日本鉄道 ビジネスホテル「西鉄イン高知」を出店 平成20年6月開業予定
 西日本鉄道(福岡市中央区)では、高知市に建設される「(仮称)はりまや橋ニューコウチビル」を賃借し、ビジネスホテル「西鉄イン高知(仮称)」を出店する。
 同施設は、地上14階建て、延床面積5300㎡の規模となっており、「西鉄インシリーズ」としては9番目、四国地方では初の店舗で、客室数も256室と、高知市内でも有数の規模となる。
 アクセス性は、路面電車「はりまや橋電」亭徒歩0分、JR「高知」駅から路面電車で3分、徒歩10分と利便性も高く、高知龍馬空港へは空港連絡バスで側のバス停から約30分で到着と優れている。
 また、施設面でも、女性優先フロアやブロードバンド対応インターネット無料接続サービスなどに加え、主力のシングルルームは、14㎡と広めのサイズにダブルベッドを採用した。
 開業は平成20年6月を予定。売上目標は4億円だ。

東京建物 全店舗の7割以上が九州初出店 福岡・天神の商業施設「VIORO」のテナント決定
 東京建物が天神きらめき通り交差点の一角にて開発を進めている「VIORO」の出店テナントが決定した。
 同施設は、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅徒歩1分、地下鉄空港線「天神」駅徒歩2分に位置する、地上8階、地下3階建て、延床面積1万1126・86㎡からなる9月15日グランドオープンの商業ビルだ。
 ”大人のココロを持った女性のための特別な場所『MyPrivateStore』”をコンセプトに、「HIROB・Barrault」、「allureville」、「BLUEbyalfredoBANNISTER」、「LAMARINEFRANCAISEcottage+CAFE」、「CuirjouerCube」、「BALSTOKYOCAFE」、「jcocoro」の7店舗が全国初出店となり、「deuxmodule」、「Diretto」、「QALI」、「BISTROETVINSPETORO」の地元九州”発”の店舗4店など、58店舗が集結。
 全店舗の7割以上となる41店舗が九州初出店とワードに集積した店舗が、「福岡・天神」に新しいマーケットを創出することとなる。
 また、グランドオープンに先駆けて、クレディセゾン(東京都豊島区)との提携によるクレジット機能付オリジナルメンバーズカード「VIOROカード《セゾン》」(入会金・年会費無料)の募集受付を8月10日より開始している。カード会員には、プレオープン招待などの先行入会特典のほか、会員限定の5~10%OFFの買物割引などの特典が付く。
 営業時間は、物販・カフェが11時~21時で、レストランが11時~23時。年間売上80億円を目指す。

マイカル 地元商品の充実実現 年商45億円を目指す 五条サティリニューアルオープン品揃え、サービス面の改善を図る
 マイカル(大阪市中央区)の「五條サティ」がリニューアルオープンした。
 同施設は、JR「五條」駅徒歩5分に位置する。昭和50年12月オープン、地上3階建て、店舗面積1万2718㎡からなり、テナント数17店舗で構成されている。
 今回のリニューアルでは、食品売場を中心に「デリカゾーンの構築」、「デイリーの拡大」をはじめ、「地元商品の充実」、「設備の改善」を実施。地元固定客の多い「伊勢屋豆腐店」、地元銘菓柿の専門店「吉野いしい」、地元「なかこ醤油」など地元の味を充実させた。2階ファッション売場では、婦人オリジナルショップの拡大と新規パーツの導入、紳士シーン別売場の構築など、これまで十分に対応できていなかった品揃え面や、サービス面での改善を図ったという。
 なお営業時間は、食品が10時~23時、非食品が10時~20時。年商45億円(直営のみ)を目指す。

千歳アウトレットモール・レラ 「レラ・ガーデン屋台」を開催 冷えたビール・ドリンクを提供
 「千歳アウトレットモール・レラ」では、キリンビール(東京都中央区)の協賛で8月13日~19日、「レラ・ガーデン屋台」を開催する。
 同イベントでは、冷えたビールやドリンクのほか、レラ内のレストランが集まり、焼き鳥や、焼き豚など「こだわり」の「おいしい」おつまみを用意する。
 当日、会場では100円5枚つづりのチケットを500円で販売し、それを利用する形となる。また、お盆時期にあわせ、13日~19日まで、特別にキリンオリジナルグッズやレラグッズが当たる抽選会も実施する(利用チケット2000円分購入でワンチャンス)。なお、営業時間については、10時~21時(一部レストランは11時~)。雨天の場合は、状況によりクローズする。
 また、期間中は夏のバーゲン「OUTLETOFF~ラストオフ」を開催している。

森ビル 「表参道ヒルズ8月生演奏スペシャルライブ」開催 開業6ヵ月で来館者数650万人突破
 森ビル(東京都港区)が運営している「表参道ヒルズ」では、8月の週末の夕方より、『表参道ヒルズ8月生演奏スペシャルライブ」を、吹き抜け大階段にて開催している。
 同イベントは、クラシックからジャズ、ボサノバなどを演奏するもの。スペシャルライブでは、「表参道ヒルズ」のメインターゲットである、ファッション感度が高く、都会的な生活を志向する大人の男女が楽しめる、文化的かつ心地よい夏の夜を届ける。
 演奏時間は、16時5分~、17時15分~、19時5分~、の各約20分。27日の「デイヴィッド・ギャレット」のクラシックヴァイオリン演奏については、18時20分~、19時10分~、20時5分~の各約20分となっている。8月22日、2月23日は設備点検のため全館休館となる。
 同イベントに代表されるように、「表参道ヒルズ」では、各種イベントを開催し、施設全体が新たな”メディア”となり、表現力を持つ文化商業施設として情報発信を続けていくという。
 なお、オープンから6ヶ月間で、来館者数が650万人を超え、当初の年間予想を大幅に上回るペースで推移していることも併せて発表されている。

南海電気鉄道 新型売店「nascoプリュス」をなんば駅にてオープン
 南海電気鉄道(大阪市中央区)のグループ会社、南海商事(大阪市浪速区)は、ウォークイン形式による新型売店『nasucoプリュス』を南海線「なんば」駅3階改札内西側にオープンした。
 店舗名の由来は、「nasconankaishojistrokecosmopolis」(nascoは昭和62年から使用しているCI戦略に基づいた愛称。「プリュス」とは仏語で+の意味で既存売店+アルファの意味)からきているもの。販売形式も+(プリュス)、商品構成も+(プリュス)、店員資産も+(プリュス)、デザインも+(プリュス)、求め安さも+(プリュス)、として、今年4月には、1号店を「泉佐野」駅構内にオープンさせ、好評を得ていたことから、今回2号店をなんば駅にオープンすることとなった。これまで駅型売店の顧客は、中年男性が主なターゲットとなっていたが、「nascoプリュス」では、イメージを一新。女性にも利用しやすい明るい外観と広い店舗面積、豊富な取り扱い商品により顧客ニーズに応えるという。
 今後、立地条件などを考慮しながら、順次既存売店の店舗を「nascoプリュス」に変更していく予定だ。  営業時間は7時~22時で年中無休。




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