不動産トピックス
今週の一冊
2006.09.25 17:13
不動産税務で損をしない あらゆるノウハウが満載
すぐに役立つ土地建物の税金と活用法実践マニュアル
著者:石丸 喜博
発行:平成18年9月10日
単価:1600円(税別)
出版社:三修社
不動産取引のあらゆる場面に絡んでくる「税金」。その種類や特例措置は多岐に渡る上、景気の状況によって時限的措置が取られることもあり、過去に身に付けた知識が現在の通用するとは限らないため、理解・実践することが大変困難である。しかし規模の大きな不動産取引において、税務上の正しい知識は必須のものである。
本書では、不動産の税務に関するノウハウが詳しく解説されている。物件の「取得・保有・売却」各段階時の税務に加え、アパート・マンション経営における所得税の申告や、個人所有の土地を「法人形態」で使用するときの税務、消費税の仕組みと活用方法など、不動sなのあらゆる税務について、実例・書式例を盛込んで、実践的に説明している。また、実務上問い合わせの多い相続税・贈与税については、専門領域に踏み込んで説明されている。
著者の石丸氏は宅地建物取引主任者、社会保険労務士。銀行系シンクタンク、コンサルティングファームを経て、財務の総合コンサルティングを行う青山総合研究所に勤める、ファイナンシャルプランナーである。