不動産トピックス
商業ビル最前線
2006.10.23 10:50
六本木ヒルズ 10月28日~31日、「ハッピー!ハロウィン2006」を開催
六本木ヒルズでは、2006年10月28日~31日、「ハッピー!ハロウィン2006」を開催する。
同イベントは、六本木ヒルズ各所にて、パレードや仮装教室など、ハロウィンイベントを実施するほか、展望台の割引サービスやぬいぐるみプレゼントなどを行うもので、今年で4回目を迎える。
期間中に行われるイベントのうち「ハロウィンパレード」(10月28日、11時~13時30分)では、大人から子供まで、仮想した参加者達が、パレードを実施。「ハロウィン仮装教室『キッズスクウェア』」10月28日、10時~)では、パレード当日に、先着100名の子供と簡単なハロウィン衣装を一緒に作る特設コーナーを開設。「ハロウィンフォトスポット」(10月28日~10月31日)は、ウェストウォーク2階、北側吹き抜け、ウェストウォーク4階では、自由にハロウィンフォトを撮影できるものだ。
また、東京が一望できる六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」では、スタッフが仮装するほか、「仮装で入館料割引サービス」(10月28日~10月31日)を実施。
10月28日~10月31日の期間中、仮想した来館者の入館料が、子供500円が0円、学生1000円が500円、一般1500円が750円となる。仮装した来館者の中から先着300名に「タイ・ストア」のハロウィーニービーニーズをプレゼント!東京スカイショット「ハロウィンバージョン記念写真サービス」では、東京シティビューの記念撮影サービス「東京スカイショット」にハロウィンバージョンフレームが登場する。
西武鉄道 富士見台駅に8店舗の商業施設をオープン 日々の生活に不可欠な店舗を誘致 24時間営業の駐輪・駐車場併設
西武鉄道(埼玉県所沢市)では、10月30日、西武池袋線「富士見台」駅の高架下と構内に、8店舗の商業施設をオープンする。
同施設のコンセプトは、「毎日のくらしを、もっと楽しく、もっと便利に」。通勤・通学での駅利用者だけではなく、近隣居住者の利便性の向上を目指す。
入居店舗は、生鮮スーパーの「西武生鮮市鮮場21」、ファーストフード店「ミスタードーナツ」、リラクゼーションを提供する「西洋館」など、日々の生活に不可欠な店舗で構成。営業時間については、各店舗により異なるが、7時~23時の間となっている。
また、駅改札口から南口へ抜けるアプローチは、照明だけによる明るさのみならず、自然光をソフトに透過する屋根材を使用することにより、自然に近い開放的な作りとした。
なお、商業施設と同時に、24時間営業の駐輪・駐車場「ジャストパーク」もオープンすることとなる。
西武鉄道では、今後も駅構内ならびに高架下のスペースを活用し、駅利用者や地域の住民に良質なサービスを提供していくという。
ソフマップ 秋葉原のヤマギワ本店跡地に新店舗を出店 中央通と神田明神通の交差点 地上7階建てビルを1棟借り
デジタルグッズの専門小売業を行う、ソフマップ(東京都千代田区)は、インテリア雑貨、照明器具、輸入家電等の販売を行うヤマギワ(東京都千代田区)との間で、秋葉原電気街の中心に位置する、旧ヤマギワ本店跡地物件の賃貸借に関して合意し、大型専門店を出店すると発表した。
ヤマギワは平成17年3月に閉店し、解体後に新たに地上7階・地下1階建てのビルを建設するとしているが、ソフマップは、同ビルを1棟借り(約6100㎡)し、大型専門店を出店することとなる。中央通りと神田明神通りの交差点という好立地で、視認性も高い物件であることから、新生ソフマップのシンボル店舗と位置づける。ソフマップは、ビックカメラと資本提携して以降、同社の連結子会社になり、有楽町店の閉鎖など、店舗の統廃合を進めてきた。今回、新たに出店する店舗は、ソフマップがこれまで出店してきた店舗の中でも最大級。ITタウン秋葉原において、PC・デジタル商品の専門店として、これまで店舗展開してきたが、同物件をショッピングの「楽しさ」、「安心」のサービス、「No.1のサポート」の提供と併せ、より専門性の高いスタッフを配置するという。
オープンは平成19年9月を予定している。
イオン 「イオン豊中緑丘ショッピングセンター」を開業
イオン(千葉市美浜区)は、11月1日、大阪府豊中市に、「イオン豊中緑丘ショッピングセンター」をオープンする。
同施設は、南側を府道「大阪中央環状線」が通り、その上を走る大阪モノレール「少路」駅徒歩10分に位置し、平屋建(専門店A、B棟2階建)、延床面積9776㎡の規模。核店舗として、「マックスバリュ豊中緑丘店」、専門店A棟およびB棟からなる34の専門店で構成されている。
専門店では、30代のキャリア層をメインターゲットとした、イオンの婦人服専門店「タルボット」や、地域有数の蔵書を展開する「大垣書店」のほか、飲食店では地元の中華レストラン「北京家常菜・桂琴」、またスイーツ&ティーカフェ「Tea Life Wakan」などを導入。またサービスでは、内科、小児科、歯科、婦人科に調剤薬局を加えた医療の総合クリニックモールを形成し、世代を問わず住民の”安心”をサポートする。
同施設では、地域社会の一員と近隣住宅地との調和を目指し、店舗東側に講演と遊歩道を設置するとともに、屋上緑化および壁面にも一部緑化を実施し、また敷地内の公園には太陽光発電を利用した外灯を使用して、SC内には人体感知式のエスカレーターを設置するなど省電力を図っているという。
ドン・キホーテ 11月27日「ドン・キホーテ倉敷店」を開店 岡山県内初出店・中国地方2店舗目
ドン・キホーテ(東京都新宿区)は、11月27日、「ドン・キホーテ倉敷店」(仮称)をオープンする。
同物件は、水島臨海鉄道「西富井」駅徒歩5分に位置する、地上2階建て、延床面積1426・9㎡の規模で、店舗は1階部分となる。岡山県内での初出店となっており、中国地方では「ドン・キホーテパウ広島祗園店」(広島市)に続き、第2号店。大阪市と北九州市を結ぶ国道2号線と、県道188号線との「中島南」交差点そばという立地で、乗用車でのアクセス性に優れているため、同社の特徴の一つである深夜営業を展開することで、夜間帯は特に幹線道路によって広域からの来店を見込む。平成19年2月のオープンを予定している「ドン・キホーテ岡山下中野店」とともに、「より安く」「より便利に」「より楽しく」の3つの営業コンセプトをもとにした、ドン・キホーテらしい”ショッピングの楽しさ”を広めていく方針だ。
相鉄ビルマネジメント 地下1階味彩小町フロアにスイーツの新店舗2店出店 神奈川県内初出店など賑やかな店舗を展開
相鉄ビルマネジメント(横浜市西区)が運営する「相鉄ジョイナス」では、地下1階、味彩小町フロアに神奈川県内初出店の「シーノーズマフィン」と「芦屋タカトラ」がオープンした。
「シーノーズマフィン」は、手作りのマフィン専門店で、原材料には自然素材を使用し、保存料を使用せず、厳選素材と低カロリーの植物油脂仕様にこだわったヘルシーで日本人好みのマフィンを販売。「芦屋タカトラ」はOL、主婦など大人の女性をターゲットとした、テイクアウトのシュークリームをメインとした洋菓子店で、プレーン・キャラメル・エスプレッソ等、季節によっては11種類ものバリエーション豊かなシュークリームを提供する。
また、同フロアでは4月に、旬の素材を使ったジャム、フレッシュディップ、ドレッシング等の自社製瓶詰食品を用意する「グロッサリーコート セルフィユ」、摘みたてのスリランカ直送の紅茶や焼きたてアメリカンワッフルなどが楽しめる「マザーリーフ」の2店舗が先駆けてオープンしており、今回の2店舗が加わったことで、よりにぎわいのある店舗構成となった。
京王電鉄 「京王リトナード八幡山」グランドオープン カジュアルなテナント誘致で20~30代女性の取り込み図る
京王電鉄(東京都多摩市)では、10月19日、京王線八幡山駅の高架下にて「京王リトナード八幡山」をグランドオープンした。
同施設は、八幡山直結、延床面積3544㎡の商業施設。「京王ストア」を核テナントに、ファッションバラエティーセレクトショップ「ITS,DEMO」など15店舗が出店。特に、若い女性に人気のあるカジュアルなテナントを誘致することで、「京王ストア」の主要顧客である主婦層に加え、20代~30代の女性利用者の取り込みを図ったという。今回2341㎡が新たにオープンし、平成17年8月に先行オープンしていた12店舗と加え、計27店舗となった。
「リトナード」は、スペイン語の「リトノ/若い牙」とフランス語の「プロムナード/散歩道」を組み合わせ、毎日の生活に新しい花を咲かせるショッピングの小径でありたいという思いを込め名付けたもの。今回の事業は、同社開発部門が「商業賃貸資産拡充」を目的とした事業の一環として実施する事業であり、「京王リトナード」の名称を用いた複合商業施設開発としては、3番目の開発となる。
同社は今後も引き続き、複合商業施設開発を京王沿線で展開していく方針だ。