不動産トピックス

今週の一冊

2006.12.04 17:24

ファンドの項が増加

平成１８年版　不動産取引の知識
発行：都市未来総合研究所
単価：１８００円（税込）

　不動産取引に関心のある実務家に向けた参考書。「法律編」「税金編」「資料編」に分けられており、質疑応答形式での開設がなされている。「法律編」では、不動産に関する法規制、民法およびその特別法、宅地建物取引業関係が順に説明され、「税金編」では、不動産の取得時と売却時における税金について取り上げられている。
　今年度版では、不動産市場においてファンドの果たす役割が大きくなっている現状を踏まえ、不動産の流動化・証券化の沿革、Ｊリートや私募ファンドの仕組みについて、詳しく扱っている。