不動産トピックス
今週の一冊
2007.03.12 16:54
「表参道の原則」をマスターすれば普通の会社員が不動産オーナーに
プロが教える 年収300万でも表参道に家を買う
著者:加瀬恵子
発行:平成19年2月25日
単価:1300円(税別)
出版社:幻冬舎
表参道の地価上昇率は日本一。その特徴により、都内でも有数の人気を誇る、地価の下落のない場所である。そんなエリアに、ごく普通の会社員がはたして不動産を所有することができるのか。
家を借りる人は家賃を他人に分配している人である。家を持っている人は貸室を提供し、分配された資本を受け取る人である。家を借りているだけの人は、他人の資産作りに協力するのみである。
本書では、人生の早い次期に資本を作り、それを増やしながら人生の後半までつないでいく方法が教授される。その際、財産目録に入れる不動産に取り入れたいのが「表参道の原則」だ。いつ、どんな物件を、どのように買うか。物件探しのコツから売るタイミング、賃貸住宅の利用の仕方、年代ごとの家の選び方などが丁寧に解説されている。
著者は、不動産は、その名の通り動かせない資産ではないという。家は一生一度の買い物ではない。資本家への道は「早いもの勝ち」である。