不動産トピックス
編集後記
2007.06.25 16:58
「バブル期の海外不動産投資はひどいものだった」という話をこの項の取材に多く聞いた。仲介者の人柄だけを信じて数十億円ものビルを現地に行かずに取得を決めるケースや、とにかく銀行に勧められて取得したなど不動産投資というにはあまりにもお粗末な「投機」とも呼べない不動産取得が多かったという。バブル崩壊を経験し、不動産と金融の融合による新たな投資技術を身につけた日本企業は、果たして世界のひのき舞台ではどのような結果を上げることができるのか。いうまでもないが「よそがやってるから」では、いつか来た道と同じである。