不動産トピックス
編集後記
2007.10.08 16:06
「ピーター・ラビット」の生みの親であるイギリスの絵本作家、ビアトリクス・ポターの自伝映画を観た。晩年、経済的に恵まれた彼女は湖水地方の土地を買い占め、死後は国に遺してその自然を守る。ナショナル・トラスト運動の生みの親だ。日本のナショナル・トラスト組織は、独自の土地の遺贈受け入れ・買い取り活動を開始し、国に対し取得時の税金軽減などを求めている。土地をどのように利用するか、何が「良い」ことなのかはそれぞれの立場で異なるが、不動産を所有するということは、大なり小なり、どのような立地であろうと、意義深いことだと実感した。