不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2009.02.16 13:41

日本ビクター カメラとレコーダーを組み合わせたネットワーク監視システム 省エネ仕様のダイレクトドライブメカ搭載
 日本ビクター(横浜市神奈川区)は、カメラとレコーダーを組み合わせたネットワーク監視システム「VANCS」を開発・販売している。
 VANCSを構成するネットワークビデオレコーダーは「VR-N1600」と「同900」の2機種。それぞれ16台と9台のネットワークカメラが接続可能で、撮影した画像をMotion-JPEG形式は、撮影した画像を解析・検証するのに適しています。また、記録された画像を解析し、不審な物や動きを検出する機能を備えており、セキュリティ対策に効果を発揮します」(新木氏)
 また、接続するカメラは、ケーブル1本で制御と送電を高精度回転を実現した「ダイレクトドライブ」メカを内蔵した監視カメラがラインアップされている。このカメラに搭載されているダイレクトドライブメカは、従来のドーム型カメラの消費電力を30%カットした省エネ仕様でありながら、回転速度・回転誤差といった性能面も向上し、素早く正確に視界を確保できる。
 カメラはほかにも、高精細な画像を求めるニーズに応える、固定型のメガピクセル型ネットワークカメラ「VN-X35」などの機種も用意されており、設置場所や予算に応じて選択できる。なお、同社では設置時の効果的なカメラ配置といった相談にも応じている。

東芝ライテック 一般電球に代替可能なLED電球 電球40W形相当の明るさを消費電力4・3Wで実現可能
 東芝ライテック(東京都品川区)は、「E-CORE」LED電球シリーズに、一般電球に代替可能な「一般電球形4・3W」2機種をラインアップし、3月18日に発売開始する。
 同社は地球温暖化問題を照明メーカーの大きな課題の一つであると考え、平成22年度中をめどに一般白熱電球の製造を中止することを決定し、電球蛍光ランプやLED照明などの省エネ製品に置き換える事業活動を推進している。
 また、同社はLED電球を平成17年から発売しており、一昨年12月には「レフランプミゼット型40Wクラス」、昨年8月には「ビームランプ型100Wクラス」と「レフランプミゼット形60Wクラス」を発売するなど、実用的な明るさを達成したラインアップの拡充を図ったことにより、LED電球の出荷累計は、2月中に10万個に達する見込みとしている。
 今回発売される「一般電球4・3W」は、外形60mm、全長109mmと一般電球で普及している大きさ・形状で電球40W形相当に置き換えられる明るさを消費電力4・3Wで実現しており、寿命も一般電球の約40倍の4万時間を達成している。また、密閉型器具への対応も可能としており、使い買っての向上を図っている。
 さらに、電球形蛍光ランプと比較して、白熱電球のように、スイッチONですぐに明るくなり、玄関や廊下、トイレなどに最適。周囲温度の影響も受けにくいため、低温でも明るく点灯する。
 そして、繰り返しの点滅にも強く、点滅頻度の多い用途にも活用することができ、人感センサー設置場所など点滅回数の多い場所にも適している。
 価格は1万500円となっている。

パンソニック電工 省エネと省資源でエコを追求 ハイパワーが特長の照明1灯で2灯分の明るさを
 パナソニック電工(大阪区門真市)は、「Wエコ 環境配慮型照明器具」にスタンダードシリーズを追加し、合計5品番を1月28日より発売した。
 「Wエコ 環境配慮型照明器具」は、「省エネ」&「省資源」のダブルでエコを追求している。従来器具(直管蛍光灯器具)2灯分の明るさを1灯で実現した「ハイパワー」、従来ランプ約1・5倍の「長寿命」、初期照度補正による「省エネ」が特長となっている。
 平成19年度「省エネ大賞」経済産業大臣賞を受賞。平成19年1月発売以来、オフィス、店舗、工場などで好評を博している。
 「Wエコ 環境配慮型照明器具」としては、この1月で合計60品番の品揃えが実現。販売台数は、平成20年度は平成19年度比3倍以上の15万台を超える見込みで、平成21年度には、さらに平成20年度倍増を目指すとしている。
 また、直管40W形施設用蛍光灯照明器具クラスの当社出荷台数におけるWエコ環境配慮型照明器具の比率について、平成19年1・3%を、平成22年度に10%、平成27年度には80%への拡大を目指す。
 同製品の特長である「初期照度補正機能」により、ランプ新品時の余分な明るさを自動的に抑えて省エネを実現。さらに従来器具の約1・5倍(1万8000時間)の長寿命で、ランプ交換数が約3分の1になる。
 同製品の希望小売価格は、1万6275円から2万8665円となっている。

岡村製作所 豊富なパネルパターンにより空間を自由自在に演出 レイアウトを気にせずパネル1枚から自由な設置可能
 岡村製作所(横浜市西区)は、空間を緩やかに仕切るパーティション「multipat(マルチパット)」を発売している。
 同製品はスタッド式の間仕切りで空間を完全に仕切る従来のパーティションとは異なり、「空間を緩やかに仕切りたい、簡単に区切りたい」という要望に応える製品となっている。その特長として挙げられるのは、パーティションの支柱で天井と床に固定する方式を採用している点である。これにより、シンプルな支柱とフレームを用いて、レイアウトを気にせずパネル1枚から自由な位置に設置することができる。支柱とフレーム、パネルの色はホワイトとなっており、おらゆる空間に馴染みやすいデザインに仕上げられている。オフィスでの使用のみならず、店舗やクリニック、薬剤コーナーなど、さまざまな施設に幅広く採用できる。また、シンプルな構成により組み立てられたフレームに、ガスケットを用いてパネルをはめる構造となっている。パネルとガラスで同じ固定方法を採用しているため、フレームを残したままパネル部分をガラスに変えたり、外したままオープンにしたりと、パネルパターンの着せ替えを容易に行うことができる。

三協立山アルミ 簡単操作で施解錠ができる玄関ドア 施錠と解錠の押し間違えに配慮し開閉分離ボタン採用
 三協立山アルミ(富山県高岡市)は、簡単操作で施解錠ができる玄関ドアリモコン錠「キーガル」の値段を下げ、使いやすくスタイリッシュなデザインに変更し発売している。
 今回の変更内容は、「OPEN」と「CLOSE」の文字と錠のピクトグラムを併記し、スタイリッシュなデザインのリモコンキーに変更。施錠と解錠の押し間違えに配慮した開閉分離ボタンで、暗い場所やポケットの中でも、指でボタンの位置が分かる突起(閉めボタンは3点突起、開けるボタンは1点突起)を付けている。また、非常用の手動キーをカバーするストラップ型キーキャップも追加している。
 同製品の特長は、1押しで上下2カ所のロックを施解錠ができ、解錠操作後に約20秒以上ドアの開閉がないと、自動的に施錠するリロック機能付きとなっている。これにより、施錠状態で無意識のうちに解錠され20秒以内にドアの開閉がない場合にも、誤作動と認識して自動的に施錠する。
 また、室内や車の中、離れた場所(送信距離約3m)でも、どの方向からでも施解錠できる。施解錠の操作が完了するとシリンダーのLEDが緑色に点灯する仕様となっている。

クマヒラ 指静脈認証機を採用し高いセキュリティを実現 利用状況を内部メモリに記憶しプリンターによる印字も可能
 クマヒラ(東京都中央区)は、金融機関における内部管理体制や一般企業の内部統制における環境下で個人情報や機密書類などを収納するキャビネットの鍵などを厳密に管理したいという要望に応えるため「プライムキーロック」を開発し、3月初旬から全国で発売する。
 「プライムキーロック」は登録されたカードや暗証番号の認証方式に加え、より高い個人認証方式である日立製作所製の指静脈認証機を採用しており、「指静脈データ」でも認証可能にした鍵管理装置である。
 特長は、装置内で管理される個々のカギをキーフォルダーに取り付けて保管し、個人認証することで登録したキーフォルダーのみロックが解除され、鍵を取り出すことが可能。表扉も同様に個人認証することでロックが解除され、開扉する。鍵の使用や表扉の開閉などの利用状況は、内部メモリに記憶し、必要に応じて画面表示やオプションのプリンターにて印字可能で、パソコンデータを出力することもできる。
 使用できるカードはオプションのカードリーダを利用することでFeliCaフォーマットやI・CODEなどの他、JISI、JISⅡ、IBMのカードフォーマットにも対応している。 




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