不動産トピックス
編集後記
2009.04.20 17:33
先般、龍ヶ崎ニュータウン近辺へ行ってきた。周辺を散策していると、車道脇にある茂みの側に今にも倒れそうな小さな看板が立っていた。「〇〇村入り口」とだけ書いてあり、その先に足を踏み入れがたい雰囲気を感じた。後に地元の友人に聞いたところ、いわゆる部落の入り口なのだという。アンタッチャブルな土地の存在を、ニューカマーの家族たちは果たして知っているのだろうか。今回の東京サミットの舞台となる品川、港南口の一部にも、綿々と続く同和の歴史が存在する。いかに街が高度化しても、拭い去れない歴史は至る所に影を落としている。