不動産トピックス

編集後記

2009.06.01 10:25

 取材の中であちこちの街を歩いていると、1~2年前に比べて空室がかなり増えていて驚かされることがある。かつて人気を誇っていた華々しいエリアでも、ビルの顔とも言える1階部分があちこちで空いてしまい、地方商店街のシャッター街にも似た寂しさを感じさせるところもある。この傾向は地域のブランド力やビルのデザインよりも、使いやすそうな設計であるかという要素や交通アクセスに左右される傾向が強く感じられる テナント企業が名より実を求める姿勢を強めていることを感じるとともに、改めて経営努力の重要さを実感させられた。




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