不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2009.11.16 13:56

ジョンソンディバーシー 定期清掃や日常作業に求められる技術を集結
 米国業務用ワックス、洗剤メーカーの日本法人、ジョンソンディバーシー(横浜市中区)は、昭和61年に販売を開始したドライメンテナンスシステムの「スプリント ドライ システム」を全面リニューアル、新ラインアップの販売を開始した。
 定期清掃や日常作業に求められる技術を集結したドライメンテナンスシステムの新ラインアップは全7製品。
 ①一層ごとの光沢上昇に優れ、少ない塗布回数で高い初期光沢を発揮。さらに速乾性で塗布感覚を短縮できるため、高い作業効率も図れる、樹脂ワックス「スプリント グロス」、②スカッフマークやブラックヒールマーク、および歩行傷に対して高い耐久性を発揮する、耐久タイプのワックス「スプリント タフ」、③ホモジニアスタイルなどの非孔質床材で強靭なベース層を形成。密着性に優れ、さらにフレキシブルなベース層が、仕上げ材のバフ効果を促進する、柔軟性にも優れた下地材「スプリント ベース」、④傷んだワックス皮膜のバフ効果を促進、作業効率を向上する、光復元剤「スプリント リストアラー」、⑤光沢復元性に優れ、床面にも優しい、日常管理用バフ用パッド「スプリント パッド」(11月末発売予定)、⑥光沢復元性とメンテナンス性に優れたバフ機「スプリント20AS」(11月末日発売予定)、⑦光沢復元性とメンテナンス性、生産性に優れたバフ機「スプリント27BP」(11月末日発売予定)。
 小売価格はいずれもオープン価格で、販売地区は全国。

アストロ 緑の空間を演出する人工芝シリーズ 芝の長さやデザインなどを敷設場所に合わせて選択可
 三菱樹脂グループで人工芝の製造・販売を手掛けるアストロ(東京都中央区)は、天然芝に近い質感を持つ人工芝「アストロガーデン」シリーズ4製品の発売を開始した。
 同製品は芝の長さや形状、デザインなどを、敷設場所や好みによって選択することが可能。一般家庭の庭やマンションのバルコニー、公共施設の広場、商業施設の内外装材、店舗装飾まで、エクステリアやインテリア、ディスプレイとしての幅広い用途に展開できる。寸法はいずれも幅1・8m×長さ5m/本。
 長短2種類の素材を使用、シリーズのなかでは最も天然芝に近い景観を誇る「プレステージ」はパイルの長さが約40mm。標準価格は11万2500円/本(税別、沖縄・離党を除く送料込)で、主な用途は広場や庭園、住宅の屋上など。
 シリーズ唯一のショートパイルの人工芝で、車椅子なども通りやすい「レジャー」はパイルの長さが約8mm。標準価格は8万100円/本(税別、沖縄・離島を除く送料込)。  全ての製品は両面テープや接着剤、U字ステイプルなどを用いて簡単に施工でき、防炎性能試験にも合格している。

日本サムスン/日商エレクトロニクス 屋外設置型デジタルサイネージを共同開発
 日本サムスン(東京都港区)と日商エレクトロニクス(東京都中央区)は、共同でデジタルサイネージ(電子看板)の新製品2機種を開発、発売を開始した。
 新製品「NOB-4601T」と「NOS-4601S」は、ともに46型液晶。サムスン電子製1500カンデラの超高輝度液晶パネルを搭載することにより、太陽光下での十分な視認性を確保している。
 また、内蔵冷暖房空調機器により、全天候型のデジタルサイネージを実現している。
 「NOB-4601T」は外寸800mm(幅)×800mm(奥行)×2100mm(高さ)。デジタルサイネージ用屋外設置用筐体になり、今後、増加が見込まれる屋外デジタルサイネージに対応するために開発された。
 「NOB-4602S」は外寸800mm(幅)×660mm(奥行)×1430mm(高さ)。デジタルサイネージの活躍の場を増やし、身近に多くの場所で使用することをコンセプトとしている。
 商品価格はともにオープン価格。販売はビジュアライゼーションの専門会社であるエヌジーシー(東京都中央区)が中核として担当する。

稲葉製作所/イナバインターナショナル 機能性と快適性、美しさを追求したチェア
 稲葉製作所(東京都大田区)と、オフィス家具販売のイナバインターナショナル(東京都渋谷区)は、世界的な工業デザイナーの奥山清行氏と共同開発したプレミアムオフィスチェア、「Xair(エクセア)」の販売を開始した。
 Xairは、「日本のモノづくりの伝統と欧州の革新的デザイン、オフィスチェアとカーデザインのクロスオーバー」を開発コンセプトに掲げ、機能性と快適性、美しさを追求したプレミアムオフィスチェア。「エンツォ・フェラーリ」や「マセラティ・クアトロポルテ」など、欧州のカーデザインを手がけた奥山氏をデザイナーとして起用している。
 背面にはXフレームを搭載し、従来のオフィスチェアがI字、もしくはY字フレームで直接的に体重を支えていたのに対し、区中にういているような柔らかな座り心地を追求。カーシートからインスパイアされたシートポジション調整レバーは、座面の中に一体化することで、より使いやすく洗練されたフォルムを実現した。
 商品タイプは首まわりをサポートするヘッドレストタイプ、肘付きのスタンダードタイプ、肘なしのアームレストタイプ。販売価格はヘッドレストタイプが17万9000円(税別)、スタンダードタイプ15万5000円(税別)、アームレスタイプ12万5000円(税別)。クロス8色、Xフレーム3色からそれぞれカラーを選択できる。

内田洋行/サントリーミドリエ オフィスグリーンを楽しめる室内緑化に向けた空間を創出 水とオフィス照明のみで切ないでの生花栽培が可能
 内田洋行(東京都中央区)は、サントリーミドリエ(東京都港区)と共同でオフィスなどの環境緑化に向けて、ワークプレイスのあらゆる場面に設置できる「GreenRaiL(グリーンレイル)」を開発、12月21日から発売を開始する。
 本製品は、サントリーミドリエが独自に開発した、ウレタンをベースにした新素材「パフカル」を、内田洋行が専用に開発したプランターに展開したもの。
 保水能力に優れている「パフカル」を、苗床の土の代わりに使用することで、植物の育成に必要な水と空気を、適切なバランスで供給することができる。これにより今まで実現困難だった生花での栽培も、水とオフィスの照明のみで植物を育てることが可能になった。容易に水遣りができるよう、プランターには注水口も設けている。
 参考価格は1200mmセットが5万1900円(プランター3・税込)、1400mmセットが6万1000円(プランター4・税込)、1600mmセットが6万2800円(プランター4・税込)。

フィリップス エレクトロニクス ジャパン 超高出力LED投光器を発売 景観照明や建築外装ライトアップに使用可
 フィリップス エレクトロニクス ジャパン(東京都港区)は、超高出力LED投光器「eW Reach Powercore(イーダブリューリーチパワーコア)」の発売を開始した。
 同製品は白色LEDを搭載した投光器で、ジュライのHID ランプを使用した投光器の置き換えが可能。高束出力は、ウォームホワイト2700Kタイプでは8500㏐、ニュートラルホワイト4000Kタイプでは1万1000㏐。照射距離は2700Kタイプで210m以上、4000Kタイプで240m以上というハイパワーが特長。消費電力は250W。
 バリエーションは、ウォームホワイト2700Kからクールホワイト6500Kまでの色温度の異なる8種類の光色タイプはプロジェクト受注ベースでの指定が可能。
 景観照明や建築外装ライトアップの新規プロジェクトのほか、白熱灯や放電灯など従来光源を搭載した既設の投光器を置き換える省エネリニューアル案件にも採用できる。
 本体部分にはアルミダイキャスト、レンズには強化ガラスを使用し質量は34kg。付属品はリードケーブル1・8m。




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