不動産トピックス

今週の一冊

2009.12.28 15:28

賃貸ビルのテナントリーシング実務マニュアル

ビル経営者の課題解決策を網羅
執筆・監修:増田富夫
出版社:情報印刷
発行:平成21年10月2日
価格:6万6000円(税別)

 90年代のバブル崩壊から、日本経済は長い時間をかけて克服の道を歩んできた。そして、その流れの中で東京の貸ビル市況は超高層・大規模オフィスビルが主役となり、市況の良し悪しが景気の動向に左右されていることはいうまでもない。
 本書ではディック・エンタープライズ専務取締役の増田富夫氏が執筆・監修を務め、リーシングを行う際の基本事項から工事前・工事中のテナント確保戦術、入居テナントとのリレーションや立ち退き交渉といった、ビルの賃貸運営に関わる様々なノウハウを網羅している。東京・地方主要都市における貸ビル市場の特性やそれに基づく情報収集の方法。テナントを募集するための準備から広報活動、そして仲介会社との上手な連携についてを具体的な事例を交え解説。
 また、本書では契約書や報告書といった各種重要事項書類の見本を併記。ビルの経営者が直面するあらゆる課題に対して具体的な解決策を導き出すことが可能となっている。




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