不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2010.02.01 16:09

ライオン事務器 様々なレイアウトに対応するデスク配線状況に応じて幕板位置が選択可
 ライオン事務器(東京都中野区)は、デスクシステム「LTOPs LTシリーズ ホワイトタイプ」の発売を開始した。本製品は既存の「LTOPs LTシリーズ」に、ホワイトカラーを追加ラインアップしたもの。4アイテムを新たに加え、シーンによって様々な組み合わせでの使用が可能となる。
 今回、新たにラインアップを追加したことにより、基本カラーのアイボリーや木目に、ホワイトが加わり、計3種類のカラーバリエーションとなる。
 同シリーズは配線の使用状況に応じて幕板位置を選択することができ、OA配線や対向配線を行う際には、幕板を上下反転させて隙間を作ることができる。さらに、オプションの配線ボックスを併用することで横配線も可能となり、余分なコード類をすっきりと収納することができるようなる。
 LTシリーズのラインアップは両袖机、片袖机、L型 連結袖机、平机、セールスマンデスク、サイドテーブル、ジョイントテーブル、足元棚、脇机、ワゴン、デスクトップパネル、カウンタートップ天板、フリーアドレスタイプ(いずれもアイボリー・ホワイトタイプ共通)。

日立ライティング 白熱電球60W形相当の明るさ低消費電力LED電球など4機種
 日立ライティング(東京都千代田区)は、白熱電球60W形相当の明るさで、消費電力6・5Wを実現したLED電球「一般電球タイプ6・5W」(LDA7D)や、白熱電球40W形相当の明るさで、消費電力は4・1WのLED電球「一般電球タイプ4・1W」(LDA4D、LDA4L)など全4機種の発売を開始した。
 地球環境負荷低減に向けた省エネ取組みが進むなか、白熱電球や蛍光灯に比べて低消費電力・長寿命などの特長を持ったLED照明は、次世代の省エネルギー光源として注目されている。
 同社では今回新たに、白熱電球で多く使われているE26口金対応のLED電球を4機種発売し、LED照明のラインアップを拡充する。
 今回発売するLED電球「一般電球タイプ6・5W」(LDA7D)は、白熱電球60W形に相当する明るさを持ちながら、約88%の消費電力の削減を可能にしている。寿命は白熱電球と比較して悪40倍の4万時間と長く、電球交換の手間を大幅に減らすことも可能となる。また、LED電球は水銀を使用していないという点においても、環境に配慮した製品となっている。  価格は4機種ともに、いずれもオープンプライス。

シャープ LED電球のラインアップを全13機種に拡充
 シャープ(大阪市阿倍野区)は、平成21年に販売を開始した口金サイズがE26の一般電球タイプのLED電球9機種に続き、E17小型電球タイプとE26ボール電球タイプそれぞれ2機種の計4機種を2月26日より販売する。
 今回、LED電球のラインアップ拡充について、同社健康・環境システム事業本部長の高橋興三氏は「『LED電球普及元年』と言われる昨年から、LED電球のマーケットが急激に拡大しており、メーカー各社の参入で市場が活性化しています。新製品4機種の販売を開始することにより、当社では市場ターゲットの更なる拡大に期待しています」と述べた。
 新製品2タイプはLED特有の長寿命・省エネ・省資源といった性能を有しつつ、グッドデザイン賞を受賞している既存モデルのデザインをけいしょうしていることが特長となっている。また、E17小型電球タイプは同社の発光効率が高いLEDデバイスによって電源ユニットの小型化に成功。E26一般電球タイプとほぼ同等の明るさを実現している。E26ボール電球タイプはガラス表面の内側に拡散塗料を塗布し、ムラの少ない面発光で730ルーメンという業界最高クラスの明るさとなっている。
 製品予想価格はE17小型電球タイプが4000円程度、E26ボール電球タイプが7000円程度となっている。

三菱電機 ビル用マルチエアコンから冷暖切替室内ユニット 効率化を図りCO2を削減
 三菱電機(東京都千代田区)は、新設ビルへの設置に適した、ビル用マルチエアコン「シティマルチ YE eco」の新商品ラインアップとして、新しく冷暖房切替室外ユニット(標準タイプ)の発売を開始した。
 さらに、全機種冷暖平均COP3・90以上を達成した、冷暖切替室外ユニット(高COPタイプ)も新たに受注生産品として、来春4月よりの発売を予定している。
 同製品は、16馬力の冷暖平均COP3・80を達成したほか、50馬力までの全機種において冷暖平均COP3・39以上を達成したことで、グリーン購入法基準値(冷暖平均COP3・07以上)はもちろんのこと、簡易ポイント法基準値もクリアしている。
 また、圧縮機と熱交換期の性能を高めた高COPタイプもラインアップに加え、16馬力では冷暖平均COP4・20を達成、34馬力までの全機種で冷暖平均COP3・90をクリアした。
 これにより、16馬力では約10年前の当社同馬力機種と比較して、冷暖平均COPが約51%向上し、20馬力でも冷暖平均COPが4・03になり、標準タイプの20馬力と比較してもCOPが18%向上、さらなるCO2の排出量削減に貢献している。
 外寸は8~14馬力の製品に関しては、高さ1650mm×幅920mm×奥行760mm。16~20馬力の製品では、高さ165mm×幅1750mm×奥行760mm。
 価格はいずれもオープンプライスとなっている。

岡村製作所 液晶ガラスパネルで透明/不透明を切り替え エネルギー効率化を図りCO2の排出量を削減
 岡村製作所(横浜市西区)は、正興電機製作所(福岡県福岡市)と共同で「高透過性低電圧駆動液晶フィルム」を採用した液晶ガラスパネルを開発、マジックスクリーンガラスパーティション「MGP」シリーズの新たなラインアップとして、新たに「ブロックガラスタイプ」の発売を開始した。「MGP」は、液晶フィルムを合わせガラスにして通電することにより、ガラスの透明・不透明を電源のON/OFFで瞬時に切り替えることができる特殊ガラスパネルのシリーズ(ON・透明、OFF・不透明)。共同で開発した液晶ガラスパネルは、同フィルムの採用により、従来品と比較してより高い透明性、低電圧・省エネ駆動を実現している。
 本製品は間仕切の新規設置の時だけではなく、既存のブロックガラスパネルの間仕切を部分的に組み換え、新たに視線をコントロールすることが可能で、オフィスはもちろん、その特長を生かして商業施設など、さまざまなシーンでパーティションとして使用できる。
 通電時の使用電力も1日(8時間使用)で1平方メートルあたり1円と省エネにも貢献する。

グリーンハウス 低消費電流3・8WのLED電球「ヒカリオ」2種類の発売を開始
 グリーンハウス(東京都渋谷区)は、E26型口金対応で低消費電流3・8W、長寿命4万時間を実現した省エネ電球「ヒカリオ」を発売する。
 同製品は昼白色相当と電球色相当の2種類ともに、白熱電球のソケットにそのまま装着できるため、一般電球からの置き換えを簡単に行うことができる。電力料金にして12時kなで約1円、長寿命4万時間の実現によりランプ交換の手間を省き、メンテナンスコスト及び廃棄物の削減を可能にする。
 さらに、水銀など環境に有害な物質を含まないため、地球環境の保全にも貢献する。また、同製品は従来のLED電球のように直下が最も明るく、周囲や根本は暗くなるという光り方ではなく、球型のカバーを採用したことで、電球の根元まで光が広がり、電球のような自然な光を提供することができ、従来のLED電球では、指向性が強すぎて不自然に感じた電球器具においても、自然にLED電球に置き換えることができるようになる。価格は昼白色相当と電球色相当のいずれもオープン価格。




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