不動産トピックス
編集後記
2010.03.01 10:07
トヨタ自動車による大量リコール問題は同社社長が米国議会の公聴会に招致される異例の事態となっている。公聴会で行われた被害者と自称する女性のあまりにもお粗末な証言はさて置くとして、ひとつのミスが企業の命運を大きく左右する事態を見るのは今世紀に入ってから何度目のことだろうか。情報化社会の到来で多くの被害者の声が瞬時に伝わるようになり、以前なら隠蔽されていた事実も明るみに出るようになったのだろう。われわれも情報を扱うものとして、ミスの発生がないよう取材対象とできあがった新聞に真摯に向き合いたいものだ。