不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2010.06.21 10:53
■錦糸町で貸ビル業を行っている柏実業の高橋てる子氏の毎日の散歩コースに入っているのが東京スカイツリーが開発中の押上エリア。日々、観光客の増加を実感しているとのことだが、その増加傾向を見るに一つのアイデアを思いついた。
押上地区は飲食店舗の数が少ないので、このタイミングで飲食店舗など始めれば多くの来客が見込めるのでは、と思いつきました」(高橋氏)
現在、飲食店舗の出店を検討している人がいるならば押上エリアは今チャンスかもしれない。
■エネルギー管理システムを開発・販売するE.I.エンジニアリング(神戸市中央区)の代表取締役の小川彰彦氏は、昨年秋に開催されたシンポジウムで講演を行った。
「当社のエネルギーシステムについての講演を行いましたが、予想以上に聴取者が集まり驚きました。また、省エネへの関心の高まりを実感したとともに、セミナー形式での商品アピールの有効性も感じました。今年の秋頃にも自社セミナーを開催したいと思っています」(小川氏)
■「不動産屋さんもうまくやれば儲かるかもしれないけれど、ぬいぐるみ屋さんはうまくやればもっと儲かるらしいですよ」
当社の記者にそのように語るのは、廃棄物処理事業を展開する田中商店(東京都江戸川区)代表取締役の佐々木宏行氏である。同氏には、起業してぬいぐるみ屋になった友人がおり、その友人は同氏の知り合いの中でもかなりの成功者であるとのことであるが、基本的にぬいぐるみは原価が非常に安く、しかしそれでいて、高い値段を設定してもぬいぐるみ自体が可愛ければ売れてしまうので、結果、非常に儲かる商売との事である。極論すれば値段を高く設定すればするほど売れるという現象も起こりうるそうである。
■ブライダル事業を手がけるエスクリ(東京都港区)は、ビルの空室に結婚式場を出店するビジネスを展開している。同社は超都市型ブライダル経営戦略を打ち出しており、今年4月には東京都中央区のオフィスビル「京橋創生館」にも「ラグナヴェールTOKYO」が開業している。専門式場、ゲストハウス、レストラン、ホテルなど東京23区と政令指定都市駅からの会場を対象に、テナント型の店舗運営がなされ、ビルの外装を大きく変え、内装をリノベーションし入居するケースなどもある。
■本紙で連載中の税理士法人渡邊芳樹事務所の村江大輔氏によると、「悪質な税理士から内部情報を事務所に暴露する」と脅されるケースがあるとのこと。企業の情報を把握する税理士は何かと後ろ暗い情報を知る機会も多い。そのため、受託先の状況を一切チェックせず、不満を持った企業に対して暴露をちらつかせて契約継続を迫るというのだ。
「こうした脅しはそれほど大きな問題にならない案件でも行われています。税理士に不審がある場合、セカンドオピニオンを求めるのが良いでしょう」