不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.07.19 18:28

■東京都千代田区に本社を構えている不動産会社「青山メインランド」の第一営業本部の平川尚氏は、「八重洲」および「日本橋」エリアを現在、練り歩いている。
 「会社2年目の社員になります。当社は、投資用の不動産を取り扱っております。今、名刺交換100枚を目指して、街行く人に声を掛けています」と話す。
 中には怪しまれて、名刺交換をしてもらえない場合もあるようである。

■貸ビル業を「戸部」エリアで行っているアサヒ興産。同社が保有するビルの裏側には、広大な敷地のかもん山公園が広がっている。
 代表取締役の小室明久氏によれば、同園内で、鈴虫など「夏の虫の音を聞く」というイベントが開催されるようである。
「毎年、8月の第1週もしくは第2週の日曜日に開かれ、町内会で屋台を出店し、屋外で茶会を行う野点(のだて)なども実施されています」

■不動産情報ポータルサイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都港区)は、同社加盟店に向けて平成22年度の収益不動産市況に関するアンケートを実施した。
 アンケート結果では、収益不動産市況について、昨年度と比較すると現在の市況は「やや改善している」、「大きく改善している」が合計で63%に上った。一方で、投資家の物件希望条件に関しては、融資基準の厳しさから条件が「やや厳しくなった」との回答が最多となるなど、物件流通の減少から妥協点が低くなったとの声も上がった。

■小暮総業が『小暮ビル』を構える秋葉原の地域連携部会「アキバ21」は、地域の人々や来街者が守る地域の自主ルールとして「みんなで協力、安全・安心、元気なアキバ」をスローガンとする「秋葉原協定」を制定した。同協定では路上喫煙の禁止や、街の美観維持に関するルールが盛り込まれている。
 小暮総業の代表取締役で、秋葉原タウンマネジメント取締役も務める小暮敞士氏は「秋葉原で生活している人や、観光客が安心して訪れることができる街づくりに尽力していきたいです」と語った。

■秋葉原で貸ビル業および仲介業を営む三葉工業(東京都千代田区)。同社常務取締役の前島均氏は、6月21日に開催された弊社主催の「不動産経営者倶楽部・法務部会」に参加した。
 「パネルディスカッションのタイトルにオーナーは弱者との文言を見つけ、その通りだと思い参加しました。講演内容も非常に共感する部分が多く、ビルオーナーが厳しい状況にあることをあらためて実感しました。また、ビルオーナーの方とも情報交換ができ、有意義な時間を過ごせました」(前島氏)




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