不動産トピックス
編集後記
2010.07.26 11:36
1万円台に回復していた日経平均株価は、7月に入り9500円を境に上昇・下降を続けている。欧州・米国の経済不安に、国内経済は停滞感が依然として拭えない状況だ。その中で、中国企業による日本企業買収が件数を増やしているという。中国企業側にとっては日本企業の持つ技術力、そして何よりブランド力が大いに魅力的であり、一方で日本企業側にとっては中国市場への足がかりを築けるというメリットがある。一昔前に比べれば企業買収に対するイメージは変化を見せているが、今般の企業買収急増が日本企業、日本経済にどのような変化をもたらすか。注視したい。