不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.08.09 11:37

■JR「大宮」駅前の一等地で貸ビル経営を行う、ミナト商事代表取締役の坂仁視氏。大宮東口の随一の繁華街である「銀座通り商店街」のアーケードが老朽化を理由に取り払われ、街は長年滞っていた再開発に向けてようやく動き出したかに見える。しかし、坂氏は大宮東口の再開発について、次のように語る。
 「私は再開発推進の有志団体を取り仕切っているのですが、地元と行政の温度差が激しいという印象を受けています。なかなか住民の意見もまとまらず、再開発の実現は大変な道のりになるでしょう」
 今以上の賑わいを起こせなければ、再開発を行う意味がないという坂氏。今日もより良い街を作るために関係各所を奔走している。

■台東区浅草橋で不動産仲介業を営む栄和不動産代表取締役の岸栄一氏は、浅草橋エリアの現況について、「このエリアは築年数が経過したビルが多く、賃料が周辺エリアに比べて比較的安いことが特徴なのですが、最近は周辺エリアの賃料が値崩れを起こしているため、企業が移転する際、選考の段階で除外されてしまうというケースが増えています」と話す。
 だが、同エリアでは今後、駅前の旧福井中学校跡地での再開発事業が控えている。「この再開発によって新たな来街者層の開拓につながれば」と岸氏は述べている。

■JR「横浜」駅周辺のオフィスビルを所有している上平産業(横浜市西区)。代表取締役である三石重克氏の趣味はテニスであるという。
「相模鉄道の『緑園都市』駅の周辺エリアに引っ越すまでテニスクラブが、近隣にありませんでした。40歳過ぎで初めてテニスクラブに通うことになりました。今までテニススクールやスポーツクラブに通ったことはありますが、スクールでは、コーチが上手に打たせてくれ、クラブだとより実践に近い形になります」

■東上野エリアでビルを所有しているワタナベ(東京都台東区)の代表取締役である渡部秀夫氏。ビルの建設時に同氏が立ち会った際に、コーティングの名人が外壁の施工を行っていたという。
 「壁に向かって、楽しそうに塗装をしていました。壁面が塗り終わるとサンドペーパーをかけ、また壁に塗装をするという手順を7回繰り返していました。一見するとでたらめに塗って遊んでいるように見えましたが、10年近く経ちますが、他の人が担当したところと比べると明らかに違いました」

■東京都港区に今春「グラスビル」を竣工させたshibaーsanーcompany。同社が使用するロゴには個性的なデザインを採用されている。
 「shibaーsanーcompanyという社名は、読んで字のごとく、当社の創業の地である芝三丁目に因んだものです。さらに、当社のロゴマークには柴犬と数字の3という模様も採用しています」(代表取締役 堀川拓郎氏)




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