不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2010.08.30 14:06
■現在、保育所不足による待機児童の増加が問題となっている。こうした状況を背景に、オフィスビルにも保育所が入居するケースも増えている。アルコバレーノ(東京都中央区)は、保育所経営のコンサルティング会社として、全国100園以上の開業実績を誇っている。
「当社は、低投資・保育士資格経験不要・安定経営・オリジナル保育という4つのメリットを軸に、保育所開業を検討されている事業者、オーナーへのコンサルティング業務を行っています」(営業部 コンサルティング課 藤原 孝仁氏)
■神奈川県藤沢市に本社事務所を置くFCCでは、ゴキブリ駆除を初めとする害虫駆除や清掃、消臭のスペシャリスト集団である。同社営業管理部の内田瞬氏によると、ゴキブリなどの害虫は飲食店が入居する商業ビルが多いのだが、意外にもオフィスビルで繁殖するケースがあるという。
「オフィス空間などで食事を取るという方は多いのではないでしょうか。その際に食べかすなどがカーペットに付着し、害虫が繁殖しやすい環境が整ってしまうので、こまめな清掃が必要です」
■中央管財(東京都港区)は南麻布4丁目に「南麻布セントレ」ビルを所有し、テナント貸しを行うとともに、南麻布エリアを中心とする広尾・恵比寿・白金などで、不動産の賃貸管理や、開発などを行っている。同社代表取締役を務める二郷松雄氏の趣味は合唱なのだという。
「幼少のころに一時期、北海道で生活していたことがあります。その当時住んでいた場所は田畑が広がる田舎町であったため、いつも学校の登下校時には大きな声で歌を歌っていました。その経験から大きな声で歌うことが好きになり、また喉が鍛えられたのか歌も上手になりました」
■イズモコーポレーション(東京戸品川区)では先日、新しく赤い車を購入したのだという。
「当社は軽自動車の購入も検討していたのですが、当社のビルが立地する北品川エリアは、いわゆる高級なマンションなどが建ち並ぶ住宅街であるため、近隣で軽自動車を目にする機会はあまり多くありません。基本的に、使い勝手などは他の車と比較しても、遜色ないのだと思いますが、街の雰囲気にあわせるためにも、今回は軽自動車の購入を見合わせることにしました」(雲野隆善氏)
■東和総合サービス(東京都千代田区)は、清掃や警備、メンテナンスといったビル管理業務を行っている。幅広い管理業務を行う同社ではあるが、現在最も注力している業務の一つが清掃である。日常の清掃では落とすことができない外壁や石、木材などに染みこんでしまった汚れといった、特殊な汚れもきれいに落とすことができるのが同社の強みである。
「世の中に管理会社はたくさんありますが、価格競争によってではなく選ばれるためには、強みを作る必要があると考えています。当社では他にはない高いスペックの清掃サービスを提供することで、他社との差別化を図っていきます」(専務取締役 山岡亮仁氏)