不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2010.09.06 16:32
■シェアオフィス「SO!」を運営するワークプレイス・ミューコム(東京都港区)の北村幸太郎氏は、東京でこれまでシェアオフィスを運営してきたノウハウ活用して、今後は地方都市に立地するオフィスビルにおいてもシェアオフィスを展開していきたいと話す。
「地方都市のオフィスビルでも空室を抱えているビルオーナーの方が多数いらっしゃるとの話を聞いています。当社はこれまで東京を中心にシェアオフィス事業を展開してきましたが、こうした経験を地方のオフィスビルにおいても展開していきたいと考えています。ただ、当社が単独でシェアオフィスを運営するのは難しいので、地方のビルオーナーの方と共同してシェアオフィスを運営できるのが理想的です」
■LED光源普及開発機構(東京都千代田区)は、9月15日から10月20日に渡って「実践LEDスクール」を開校。現在第一期生を募集している。同スクールはLEDの基礎知識から取り扱い方法まで全12講座を用意しており、エンドユーザーから技術者までを対象としている。
「LED技術の誤解や知識不足は事故やトラブルにつながります。ですから、当スクールでは、正しい知識を学んでいただくことで事故やトラブルを予防し、LED光源のさらなる発展に貢献できる人材を育成してきたいと考えています」(理事長 小林 治彦氏)
■JR「金町」駅の南口にそびえる「ヴィナシス金町」。市街地再開発事業で誕生したこの施設には、高層部の共同住宅を中心に低層部には複数の店舗が入居している。この再開発組合の代表者を務める藪崎英和氏は、金町の街について次のように話す。
「今後駅の北側で大規模な市街地再開発が推進し、タワーマンションや大学の誘致などが行われます。エリア内における学生の増加を考えると、ワンルームの賃貸住宅需要が増加するのではないかと見ています」
■不動産に関わる資格として最も認知度の高い宅地建物取引主任者(宅建)。平成22年度の宅建試験の受験申し込みは8月に締め切られ、試験を実施する財団法人不動産適正取引推進機構は、試験の受付状況を発表した。同機構試験部の廣瀬和彦氏は「今年度の宅建試験には、全国で22万8214人からの申し込みを受け付けました。対前年比では約1万4000人の減少となっており、不動産不況の影響が資格の取得意欲を鈍らせているのかもしれません」と話している。
■こどもの将棋、生け花、ウクレレなどのカルチャー教室を営んでいる内藤敬之氏。その中でも将棋教室は同氏の趣味が講じて運営しているものだという。
「女流棋士の安食総子氏に講師を務めてもらっていますが、運営当初は女流棋士の甲斐智美氏と二人で講師をしていました。平成22年に開催された第3期マイナビ女子オープンで甲斐氏が優勝し、『女王』のタイトルを獲得しました。現在、日本の将棋界で一番強い女王を輩出した将棋教室となっております」