不動産トピックス
今週の一冊
2010.09.20 16:43
不動産投資のお金に関する仕組みを解説一冊
大家さん税理士が教える 不動産投資で効率的にお金を残す方法
著者:叶恩
発行者:常塚嘉明
出版社:ぱる出版
発行:2010年6月25日
価格:1500円(税込)
本書では、不動産投資をした際、最終的に手元に残る利益は「節税対策」と「物件選び」で左右されるとして、この2点を重点に不動産投資のお金に関する仕組みを解説している。税務やキャッシュフローなどお金に関する基本事項をまとめた、初心者向けの入門書をイメージできる内容である。また、「固定資産税=ショバ代」、「税金=ピンハネ代」、「減価償却費=魔法の経費」という独特の言葉で説明している点も、不動産投資関連の本を読みなれていない人も楽しんで読めるようにと考慮した。著者はサラリーマンから不動産投資を始めた経歴を持っているため、不動産投資の初心者の気持ちが理解できると語っている。そして「これから不動産投資を始めたい」「まだ物件を取得して1年未満の為、もっとお金の仕組みを理解したい」と考える人が、分かりやすく不動産投資で利益を残せる仕組みを理解できるよう執筆している。