不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.11.08 11:25

■医療機器メーカーのフクダ電子(東京都文京区)は、AEDの製品として「ハートスタートHS1」、「ハートスタートFRX」などを展開している。
 「AEDの設置時に救命講習を行い、ユーザーからの要望によっては防災訓練などの際に出張講座を実施しております。AEDの使用方法として、1歳以上8歳未満で25kg以下の子供には、電流を成人用の3分の1程度に減衰し、救命処置を施します」(営業本部 AED営業部 営業1課 根本有希氏)

■ティーエム企画の代表取締役である小島俊幸氏は、代表ビルの「ティーエムビル」以外にも3階建てのアパートを所有し、経営を行っている。同アパートの床材は1階がタイル製で、2階・3階がビニル系を使用しているという。
 「清掃業者により定期的な掃除を行ってもらっていますが、床材の材質上、2階・3階は清掃前と清掃後の判別が付き難いです。建築してから年数も経っていることもあるので、床材のリニューアルを検討しております」(代表取締役 小島 俊幸氏)

■西船橋駅前で「田中ビル」を経営する「信幸」の田中氏は、所有物件の空室状況などを紹介するWebページを開設している。
 「テナント側としても、単に不動産屋さんに紹介されるだけでなく、どういう貸主なのか知りたいという方が多いようです。貸ビル業もサービス業なので、顧客に喜ばれる工夫は大切だと思います」(代表取締役 田中幸雄氏)

■エスクリ(東京都港区)は東京23区や政令指定都市の「駅近」を第一条件に、これまでの業界常識にとらわれない形態での結婚式場出店を行っている。同社が都心・駅近という立地にこだわるには、次のような理由があるのだと経営企画部長の山中淑史氏はいう。
「少子高齢化社会が進む日本では、今後、人口は減少の一途を辿ることになります。しかし、その一方で都心部への人口集中は進んでおり、これから十数年先にも都心には人が集まるだろうと予想されています」

■ウシオライティング(東京都中央区)は光や照明を総合的にプロデュースするトータルソリューションプロバイダとして、顧客満足度NO・1の会社を目指している。「いわゆる多数の販売代理店との提携を行っているような大手メーカーと、当社が販売数で競い合うことはまだまだ難しいでしょう。しかし、当社ではお客様が望む品質の商品を、ベストなタイミングで提案・提供することで、顧客満足度ではどこにも引けを取らない会社であることを志しています」(管理統括室広報部部長代行 甲斐三省氏)

■不燃構造用合板「プライデック」を製造販売する「ブレイネ」のオフィスは渋谷区猿楽町「モンキーテラス」の一室にある。代官山の駅から少し距離があるが、周囲は閑静な住宅地という趣である。ただし昼間は子どもの声がにぎわう。それは渋谷区立猿楽小学校のすぐ隣にあるからだ。
 「特に登下校時など、何を話しているかまで聞こえます。学校の中にいるような気分です」(環境事業部 横田航平氏)




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