不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2010.11.08 11:29
■京浜急行線「立会川」駅近くにある「新南大井ビル」。同ビルの周囲は高層ビルが無いことから上層階からの景観は良く、晴れた日は東京タワー、東京スカイツリー、富士山、六本木ヒルズまで見渡すことができる。
「当ビルはモダンなデザインのため、外資系企業の内覧希望の方も多いです。そういった企業の場合、外国の役員の方が訪れるケースがありますが、外国人が良く訪れる東京観光名所が一度に見られるため、非常に驚き喜ばれています」(新日比谷ビル 常務取締役 渥美建樹氏)
■インテリア専門商社のサンゲツ。同社は現在、約3000点の床材を取り扱っているが、その中でも個性的な商品で、畳調の床タイルおいうものがある。見た目は畳そっくりだが、ジュースなどを零してもサッとタオルでふき取ることができる。
「和室に畳の代わりにこちらの製品を導入する方も多いです。以前、会社のオフィスにこちらの商品を導入したいと言われた方がいて、理由は『オフィスに和室があれば心が和む』と言われていました」(サンゲツ マーケティング本部 沖山真理子氏)
■アイセンス(東京都千代田区)では、電子署名を用いた安心・安全なインターネットサービス「ネットなつ印」の提案を行っている。同社専務取締役の辻野廣行氏によると、「ネットなつ印」に使用される電子署名は従来の印鑑と同じ効力を発揮し、しかもデータは改ざんや変更が不可能であるため、契約や重要書類の交換に適しているという。
「このサービスは3万1500円の年会費制で、従来の紙による書類管理に比べ大幅にコストカットを実現することができます」
■水中撮影用の機材や光源応用品の開発・販売を行っているシーアンドシー・サンパック(埼玉県川口市)。同社ではこれまで蓄積してきた技術を活用sh、LED蛍光灯の開発・販売にも乗り出している。同社代表取締役社長の藤川毅氏は「当社のLED蛍光灯の最大の特長は、国内生産による品質の高さです。LED照明のメリットを最大限に生かすためにビルオーナーの方々には信頼できる製品を選んでいただきたいと思います」と述べている。
■塩ビ工業・環境協会(東京都中央区)は、塩化ビニル工業に関する業界団体である。同協会の執行委員会広報WGリーダーである木下清隆氏は、塩化ビニルに関する間違いとして以下のように話す。
「皆さんがよく使っているスーパーのビニル袋。以前は塩化ビニルを使用したものが大半を占めていましたが、現在、素材として使用されているのはポリエチレンであり、通常はポリ袋と呼ぶべきものも、昔の名残からビニル袋と呼ぶ方が多いです。しかし、これは間違った呼び方ですね」