不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.12.06 11:00

■お客様と共に笑顔があふれる会社を経営理念に掲げているエースコーポレーション(東京都港区)。同社は、同業他社との差別化を図っており、「光冷暖」、「ナノミスト」という最新の空調機器を導入してバリューアップを行い、物件を提供している。
 「当社は、青山ナンバー1の不動産会社を目指してサービスを展開しております。青山ナンバー1とは売上のことではなく、元気朝礼、お客様の満足度、1人当たりの利益額などで一番になることを言います」(代表取締役 沼田 真清氏)

■未来予想(東京都港区)は、赤坂、六本木、青山、新宿にレンタルオフィスを開設している。
 「レンタルオフィスの使用料と水道料金や光熱費などの共益費が必要な料金になります。固定電話の通話料やコピー代金などは実費ですが、FAXや電話などの利用料は掛かりません。また、青山では9階に貸し会議室があるため、青山に限らず、開設しているレンタルオフィスの利用者は、セミナーなどで使用することが可能になっております」(代表取締役COO 庄子 素史氏)

■レンタルオフィスの運営管理を行っているアッドバリュー(東京都品川区)の代表取締役の冨永恵一郎氏。同氏は現在、ビルの供給量が増えていることに懸念を示している。
 「テナントが入る見込みがあるためビルが開発されると思いますが、起業する人が少なくなっており、企業が縮小傾向にあるため今後どうなるのか心配な面があります。また、新築ビルは高い賃料でテナントの入居を決める仕組みがないと、周辺エリアの相場の値崩れに繋がってしまうと思います」 

■一般社団法人LED光源普及開発機構(東京都千代田区)が主催する「第11回LED光源セミナー」が12月7日、開催する予定である。今回のセミナーでは共催として韓国LED協会及び一般社団法人LED振興普及協会も参加。当日は基調講演として「LED照明の建物エネルギー合理化事業連携法最新版」について解説を、韓国ソウル市の安局次長が行う。また、基調報告として「EMC 基礎セミナー(低価格最新LED電球の安全性)」をNPO法人群馬県ものづくり研究会の菊入良夫氏、「LED光源の信頼性について(LED解析サービスとは)」を沖エンジニアリングの信頼性技術事業部の芥正二郎氏が担当する。
 「今年6月に韓国LED協会との提携、10月には群馬県太田産業技術センターに研究所を開設するなど当協会の動きも活発化しています。こうした動きの背景にはLED照明に対する関心が急速に高まっているということが挙げられます」(理事長 小林 治彦氏)
 同セミナーの開催場所は、神田ハーモニーホール4階会議室。開催時間は午後1時から午後6時まで。




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