不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2010.12.13 17:22
■地盤改良や軟弱地盤対策を行う「ウレテック」のオフィスは江戸川区西葛西にある。西葛西は都心へのアクセスが良い住宅地として知られるが、実は最近日本人にもまじってインド人住民が増えてきている。主にIT系の会社に勤める在日インド人がこの場所に住まいを定めることが多いらしい。
「会社のそばにもおいしいインド料理屋さんができて助かります」
■「ネオ屋台」をご存じだろうか。大きなビルの広場やイベント会場などで、車を利用した移動式屋台の店が集まっているのを見かけるが、あれのことである。その運営会社が「ワークストア・トウキョウドゥ」。
ユニークな業態を考案した代表の鳥川氏自身、元々ホットドッグを売っていたという。詳しくは「移動販売で成功する本」という著書に書かれているので一度手に取ってみてはどうだろう。
■丸栄(東京都足立区)は、北千住エリアを中心に40年近く不動産仲介業を行っており、地元密着でサービスを展開している。北千住エリアは、店舗の入れ替わりが激しいちいきのため駅前や商店街の通り沿いだと即座に入居が決定するが、駅から離れた場所やとおりから一本路地に入るとなかなか次の入居者が決まらないようである。
「テナント募集の看板を出しているビルは多くなっています。北千住は、テナントビルよりも住宅の方が需要の多いエリアです。建築関係者はビルよりかマンションやアパートなどの建設を進めているそうです」(代表取締役 西野 昌幸氏)
■創業が昭和33年の吉村商事(東京都足立区)は、JR「北千住」駅周辺の宿場町通り沿いで、不動産仲介業として住宅から店舗まで幅広い物件を取り扱っているという。
同社の代表取締役である鈴木恵子氏が、JR「北千住」駅の駅前の再開発について語る。
「駅の東側は、東京電機大学のキャンパスが移転してくるということで、単身用のワンルームマンションが周辺エリアに建っております。一方、駅の西口では、戸建て住宅や店舗が混在している地区に30年越しで再開発が行われ、駅前に商業施設のマルイが出来たことにより完成しました」
■飲食店の支援サイトを運営するシンクロ・フード(東京都渋谷区)は、同社が運営する「飲食店・COM」に、募集中の居抜き物件や譲渡情報の紹介と、居抜き物件や譲渡情報の紹介と居抜きに関連した情報を提供する居抜きコーナーを新しくリリースした。これは居抜きで出店したい人を対象としたコーナーで、ダイニングバー、イタリア料理、ラーメンなど前テナントの業態による検索など、居抜きならではの検索軸も追加している。さらに今後は、居抜きの基礎知識や、出店する際の注意点、居抜きでの出店メリットといった情報なども提供していくとのこと。