不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.12.27 15:22

■ビル・飲食店・公共施設など、あらゆる空間をパソコン画面上で容易に構築できるソフト開発を行っているメガソフト(大阪府吹田市)。その中で「3DオフィスデザイナーPRO3」はオフィス空間専用のレイアウト作成ソフトである。ビジネスプロダクト部本部長の佐谷礼次郎氏によれば、このソフトは室内のゾーニングから間仕切り・デスク・チェア等の設置、見積もりの作成までをトータルで行うことができ、作成したレイアウト図は画面上で3D化し、さらに実際にその空間に立っているような目線で室内を観覧することも可能であるとのことだ。

■JR中央線「立川」駅付近で貸ビル、マンションを経営する一清。同社が所有する「一清ビル」の運営管理を任されている岡本氏は、前職では多摩市内の銀行に勤めていたそうだ。その会社を退職し、ビル管理や不動産に関する資格を取得し、縁があり「一清ビル」の管理運営をすることになった。
 今でも、不動産関連の本を読んだり、セミナーに通ったりするなど、貸ビルに関する勉強を行っております。実は先日セミナーで、以前勤めていた銀行の顧客の方に偶然会い、お互いの近況を話し合い、非常に懐かしかったです」(総務部長 岡本靖彦氏)

■耐震総合安全機構(東京都文京区)は、特定非営利活動法人として建物の耐震化の重要性について啓蒙・普及活動を行っている。
 「当機構はNPOですので特定の団体・業界を代表することなく建物の耐震に関する様々な活動を行っています。現在は、東京6区から行政支援の契約をしており、各区のマンション管理組合に対する耐震アドバイスやセミナー講演等を行っています。建物の耐震化という意味では医療施設の耐震化が公共性の面からも重要となります。ですから、医者や医療機関に対して、耐震についてのパンフレット等を配布しています」(理事長 中田準一氏)
 同機構は平成23年11月15日午後13時30分から、都議会議事堂1階「都民ホール」にて「マンション耐震セミナー」を実施する。参加費用は無料。定員は申込先着順で250名を予定。建物の耐震化は喫緊の課題であるだけに興味のある方は、一度参加してみてはいかがだろうか。

■東京都足立区にはかつて千住火力発電所があり、巨大な4本の煙突がそびえ立っていたため、付近の住民からは「お化け煙突」と呼ばれ、地域のシンボルとして親しまれていたようである。
 北千住駅西口美観商店街振興組合の事務局長の田中貢氏によると、「お化け煙突」の由来は、見る方向により煙突の数が1~4本に変化するため、そう呼称されていたと語る。
 「約5年前から東京芸術センターの広場で町を盛り上げる行事として、学生が『お化け煙突』をステンドグラスで再現し、クリスマスの時期にイルミネーションを行うイベントを実施しています」




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