不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2011.02.07 16:53
■自動販売機に関する内外資料の収集、調査、研究などを行っている日本自動販売機工業会(東京都港区)の専務理事である黒崎貴氏によると、飲み物の嗜好には国民性が反映されるという。
「日本と比べてアメリカは炭酸飲料の炭酸が強く、中国では甘い物が好きなこともあり、お茶類に砂糖が含まれています。そのため、日本のメーカーで発売されているお茶類の飲料も、中国で買うと甘くなっております。ただ、中国でも健康志向が高まっていることもあって、無糖のお茶の需要も高まりつつあるように見受けられます。でも、やはり主流は、砂糖を入れて甘くしています」
■建材ガラスを取り扱うヘラクレスガラス技研は、テロ対策用防弾ガラスも取り扱っている。防衛省への導入実績などもあり、国内でも珍しい高品質な防弾ガラスだ。しかし同製品は日本のビルや住宅などへの導入事例はほとんどない。
「アメリカや海外では防弾ガラスを取り入れるビルも多いでしょうが、日本は国際的にみて治安が良い国なため、中小ビルや一般家庭などで防弾対策を取り入れるケースは少ないようです。とはいえ日本は防弾ガラスがあたり前となったら、それはそれで問題ですがね」(ヘラクレスガラス技研 課長 伊地知 正宏氏)
■JR「渋谷」至近で総合アミューズメント商業ビル「エスト・渋谷東口会館」を運営する神谷商事。同社のオフィスは同ビルの一角に設けられているが、このオフィスには応接室や会議室がない。
そのため、来客者や取材記者が訪れた場合や、社員一同で会議を行う場合、同ビル内で運営しているカラオケルームで打ち合わせを行っている。
「当ビルのカラオケルームは大人数や少人数、どちらも対応可能な部屋がいくつもあります。なにより、外部の方を招いた時などは当社の宣伝にもなります」(神谷商事 取締役総務部長 保坂 宏氏)
■渋谷でレンタルオフィス事業を展開しているアントレサポート(東京都渋谷区)。同社はこれまで起業家向けの様々なイベントを実施してきた。弊紙でも紹介した「粋な男をつくる」をコンセプトにしたセミナーを、「人生を粋に楽しむ会」と命名し、それぞれ業種が異なる8社のコアメンバーを中心に、現在起業家に限らず若手サラリーマンなど幅広い参加者を募っている。
「全6回のイベントを予定しており、2月22日に第1回を開催します。その第1回は六本木のミッドタウンに店を構えるレストランで陶芸教室を実施します。レストランで陶芸教室を行うことは、通常であれば考えられないと思うのですが、ます第1回目の陶芸教室でワインカップをつくり、第2回目にそこで作ったワインカップを使ってワインの試飲会を開催する予定です。第2回では、レストランオーナーによるワインの蘊蓄披露なども行う予定です。こうして、楽しみながら、粋な男について学ぶことができる会にしたいと考えています。それに加えてビジネスマッチングを図ることができれば理想的です」(代表取締役 鈴木 友華氏)