不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2011.09.12 11:18
■昌平不動産総合研究所(東京都千代田区)では、11月9日から17日まで9日間の日程で開催される「第11回米国プロパティマネジメント視察研修」の参加者を行っている。
この視察研修は、米国不動産事情に精通しているエムズインターナショナル代表取締役の鼠屋政敏氏をコーディネーターに招き、現地のプロパティマネジャーからの説明や意見交換を通して、オフィスビル等の運営・管理の改善・推進を図るというもの。研修は現地視察の他、事前・事後も含めた3部構成となっているため、研修によって得られた成果をビル運営・管理の実務において十分に活用することができる。
■不動産証券化協会と東京証券取引所は5日、「Jリート10周年記念シンポジウム 日本経済再生~Jリートが開く未来~」を、千代田区丸の内の「東京国際フォーラム」にて開催した。
シンポジウムでは、不動産証券化協会の岩沙弘道会長が基調講演として登壇。同氏は「この10年間でJリートは多くの試練を経験したが、市場関係者はもとより政府・日銀の迅速な対応もあり、今日まで成長を続けてきました」と述べ、スタートからの10年間を振り返った。当日はこの他にも、東京大学大学院経済学研究課の伊藤元重教授による基調報告、明治大学公共政策大学院の青山靖氏らによるパネルディスカッションなどが行われた。
■三菱地所グループは1日、東京・丸の内エリアの自社保有ビルを中心とした総合防災訓練を実施した。
当時は地震発生シミュレーションに基づき、「丸の内ビルディング」内に災害対策総本部を設置。三菱地所取締役社長の杉山博孝氏をはじめグループ役員などが、事業グループ対策本部からの安否情報や被害情報を確認、対策の指揮を執った。また、「大手町ビルヂング」内や「丸の内ビルディング」の周辺に仮救護所を設置し、けが人の搬送、応急手当などの訓練が実施された。
■森トラスト(東京都港区)を事業主とする「仙台トラストシティ」では、仙台市内で9月から10月にかけて開催される3つの音楽フェスティバルへの参加が決定した。
「仙台トラストシティ」が参加するフェスティバルは、今や日本最大級の市民音楽祭として全国に認知されている「第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、仙台市民に気軽にクラシック音楽を楽しんでもらうことをコンセプトに開催されている「第6回仙台クラシックフェスティバル」、そして「第14回みちのくYOSAKOIまつり」の3つである。
■ビ・ライフ投資法人(東京都千代田区)は5日、11月30日開催予定の投資主総会に、投資対象及び商号の変更に係る規約の一部変更の議案を付議することを決定したと発表した。
同投資法人の新しい商号は「大和ハウス・レジデンシャル投資法人」で、同投資法人は商号変更の理由として、大和ハウスグループの一員であること及び同投資法人の主たる投資対象が居住施設であることの認知を高めるためとしている。なお、商号の変更予定日は12月1日となっている。