不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2012.01.02 17:52

パナソニック電工 人気のLEDシリーズのラインアップ拡充
 パナソニック電工(大阪府門真市)は、美しい光と高効率を実現した「LEDダウンライト ワンコア(ひと粒)タイプ」の品揃えを拡充し、6タイプ合計117品番を平成23年12月16日および本年1月5日より順次発売する。これにより、平成23年度中に非住宅向けの「LEDダウンライト ワンコア(ひと粒)タイプ」で合計229品番のラインアップとなる。
 同製品は発光部を一つにまとめた集積型LEDを搭載し、多重影のない自然な光で、白熱灯などの従来光源のような、均一でムラのない美しい光を実現。93・3ルーメン/Wという高効率を実現し、節電にも大きく貢献する。同製品のシリーズは昨年7月の発売以来、品種の拡充が求められてきた。そこで角型、グレアカット30度、ユニバーサル、リニューアルに適した埋込穴直径125mm、傾斜天井用、軒下用など6タイプを拡充。幅広い用途に対応することができ、よりきめ細やかな商品提案が可能となったという。
 明るさは100形・150形・200形の3タイプを取り揃えており、希望小売価格は2万2890円~4万950円(税込)となっている。

ニッセン 市場価格半値以下の直管型LED照明 厳しい品質検査に加えて2年保証も用意
 昨年は日本全国で節電・省エネの取り組みが実施された。オフィスビルにおいても照明の間引きやエレベーターの停止などの取り組みにより、使用電力が増加する夏を何とか乗り切ったのは記憶に新しいだろう。ビルの省エネという点では照明設備及び空調設備を省エネタイプに更新するのが最も効果的である。その中でも注目が集まっているのがLED照明。しかし、大分安くなったとはいえ、オーナーのLED照明はまだ高いという固定観念は拭い切れていないのが現状ではないか。
 約2800万人の会員を誇る大手通信販売会社であるニッセン(京都市南区)は、オーナーの固定観念を崩す、価格と品質に優れた直管型LED照明を販売しており、オフィスビルの省エネを提案している。同製品の特徴として挙げられるのは市場の約半額となる5980円でLED照明を提供している点であり、直管型のLED照明としては最安値といっても良いだろう。品質という点においても、照明の専門メーカーとの共同開発を行っていることに加えて、同社は厳しい品質検査を実施。さらに2年保証も用意されていることから、導入にあたって安全面の不安要素も解消していると言えるだろう。価格は40Wタイプが5980円。110Wタイプが1万2800円で提供。40Wタイプについては、20本以上の購入で工事費無料となっている。

住友スリーエム 停電・夜間で転倒防止するすべり止めテープ
 住友スリーエム(東京都世田谷区)は、突然の停電や夜間でも階段の踏み外し対策や避難経路の明示等に有効な、「3M セーフティ・ウォーク すべり止めテープ タイプLR」の販売を、平成23年12月16日に開始した。
 いつでも確認することのできる避難経路の明示は防災の観点で重要な施策の一つであるが、災害発生時の停電状況下や夜間では避難経路の確認が困難となる。特に、避難時の階段の踏み外しによる転倒は大事故になりかねず、予防策は不可欠となっている。同製品は、床面に貼るだけで「蓄光」、「反射」、「すべり止め」という3つの機能を兼ね備え、平常時にも効果的な防災用のすべり止めテープである。製品は平常時に蓄積した光エネルギーを用い、停電時や夜間など暗いときのテープの一部が30~60分間緑色に発光。平常時においては同製品は白色で、テープに光が当たると光源の方向へ白く反射する「再帰性反射」という特性を備えている。また、表面に鉱物粒子がコーティングされているため、水・油がかかる場所でも十分なすべり止め効果を発揮。60年以上にわたって商業施設や工場などの各種施設で利用が可能である。製品1枚のサイズは30mm×600mmで、価格は945円(税込)となっている。

プラス 施工性の高いローパティション
 プラス(東京都港区)は5日、オフィス空間を機能的に仕切るローパーティションの主力製品「TF(ティーエフ)」を発売する。
 パネルサイズは様々なレイアウトに対応する高さ1120mm~2150mmまでの6種類に、幅450mm~1200mmまでの8種類の組み合わせで、さらに、クロスパネル、スチールパネル、ガラスパネルの3タイプの仕様、ドアパネルを加えた豊富なラインアップとなっている。パネルの色は、クロスパネルではPET再生パネルタイプが11色、光触媒クロスタイプが10色。明るく爽やかな印象を与えるスチールタイプの色はホワイトで、最近のオフィスインテリアのトレンドである白を基調としたインテリアや、壁面とのコーディネートに調和する。
 同製品は、本体下部にジョイント材を取り付けてパネルを固定し、上部をプレートでボルト留めする連結方法を用いており、施工時間の短縮やスムーズな組み換えが可能となっている。

サンゲツ 壁装材の新見本帳を発表
 サンゲツ(名古屋市西区)は、上質なデザインと素材、機能を持つ壁紙をはじめ、塗料やフィルム商品など、特殊商品も収録した壁装材の総合見本帳「2012-2014エクセレクト」を18日に発表。同時に商品を全国一斉発売する。
 昨今、空間デザインへの関心は高まっており、今回発表される新見本帳ではこうした高度で多様なニーズに応える「魅力ある壁装材」の数々をラインアップしている。その象徴となるのが、日本の伝統を現代に伝える織物壁紙と和紙壁紙である。織物壁紙では「織物礼賛」のコンセプトのもと、一本一本の糸の種類や色、織り方にこだわり、品位ある上質な空間を提案している。和紙壁紙でも、日本の伝統文化が深く息づく美しい工芸品のような表情をそのまま残し、素材感と味わいを生み出している。一方、海外の壁紙と国産の製法にこだわったシリーズも「インポート&デザイン」として収録している。なお収録点数は1829点となっている。




週刊不動産経営編集部  YouTube