不動産トピックス
不動産業界最新ニュース
2012.05.21 15:28
渋谷ビル経営者協会 写真を通してみる戦後の渋谷
渋谷ビル経営者協会(東京都渋谷区)は5月18日、シブヤネクサス会議室にて5月勉強会を開催した。
今回の勉強会のテーマは「戦後の渋谷、今日の街の原点を訪ねて。」。たばこと塩の博物館の主席学芸員である岩崎均史氏がセミナーを行った。今年1月21日から3月18日に同博物館で行われた「林忠彦写真展」では、戦後の渋谷の街並みを撮った作品が展示されており、展示期間中に岩崎氏は渋谷の戦後をテーマに講演を行っていた。今回のセミナーも、渋谷の戦後まもないころの写真と現在の渋谷の姿を重ね合わせながら、渋谷という街の変遷と原点を語った。また、勉強会終了後は、ロシア料理「渋谷ロゴスキー」にて例会も開催された。
東武鉄道 5月22日のグランドオープンを目前に控え東京スカイツリーで関係者内覧会が開催
東武鉄道(東京都墨田区)は5月17日、関係者や取引先を対象に東京スカイツリータウン開業記念祝と東京ソラマチ関係者内覧会を開催。東京スカイツリー天望回廊をはじめとする中核施設をいち早く楽しめるとあって、大勢の人々で賑わった。
世界一の高さを誇る自立電波塔として建設段階から多くの見学者を魅了した東京スカイツリー。内覧会では地上450mに位置する天望回廊も公開。空港のターミナルゲートのような入口を進み、江戸の四季をモチーフにした大型エレベーターに搭乗し、地上350mに位置する第一展望台へ。エレベーターの搭乗時間は約40秒と、その高さを実感できる。そこからさらに乗り継ぎ、地上450mの天望回廊へ。スロープ状の回廊は少しずつ高度が上がる演出がなされている。451・2mの最高到達点には、光と両壁のガラス面による不思議な広がり感や浮遊感を体感できるソラカラポイントが設置されており、記念撮影にお勧めだ。また、気になる眺望だが、荒川や隅田川の雄大な流れ、浅草寺や東京タワーといったランドマークを一望でき、晴天時は富士山まで望めるという。
また、「新・下町流」を開発ビジョンに掲げた巨大商業施設「東京ソラマチ」では、ものづくりや人、賑わいといった下町の魅力を生かした斬新な施設となっている。
東急不動産 東急不動産グループREITが上場
東急不動産(東京都渋谷区)は、同社の完全子会社である東急不動産アクティビア投信に資産運用を委託している「アクティビア・プロパティーズ投資法人」の発行する投資口について、5月10日、東京証券取引所より不動産投資信託証券市場への上場承認を得られたことを発表した。
同投資法人は、都市型商業施設および東京オフィスへの重点投資を中心に資産運用を行う投資法人として、平成23年9月7日に設立。REIT事業の展開は、同社グループの中期経営計画における重点戦略の一つであり、同投資法人のポートフォリオ拡大(外部成長)や、資産価値の維持・向上(内部成長)など様々な場面において、協力するとしている。
大塚商会/オートデスク オートデスク特別協賛によるセミナー開催
大塚商会(東京都千代田区)は5月17日、同社本社ビルにおいて建設、土木・インフラ業界向けセッション「Otuska&Autodesk Collaboration Day 2012」を開催した。
今回のイベントではオートデスク(東京都中央区)が特別協賛しており、午前中に行われた基調講演では同社代表取締役社長であるルイス・グレスパン氏が「オートデスクの日本における建築・建設・土木分野向け戦略および取り組みについて」をテーマに講演を行った。また、午後の部では「最新のオートデスクBIMプラットフォームと統合ソリューションのご紹介」、「土木BIM(CIM)統合ソリューション活用1(都市計画、再開発)」といったテーマでセミナーが行われた。
3階展示スペースにおいては次世代プレゼンテーションツールや大画面タッチディスプレイ、LED照明などプロダクト製品から電力の見える化を実現するシステムなどの展示も行われ、セミナー来場者への熱心なプレゼンテーションを行う姿も見受けられた。