不動産トピックス
編集後記
2012.12.17 11:59
日本漢字能力検定協会が発表している「今年の漢字」。平成24年は「金」だそうである。オリンピックでのメダルラッシュや山中教授のノーベル賞受賞、あるいは消費税や生活保護など相次いだカネの問題も選考理由というが、昨年の「絆」から一点、即物的な感がなくもない。平成7年の「震」にはじまり「毒」「災」などあまり縁起の良くない字も選ばれているが、「金」が選ばれたのはシドニーオリンピックの平成12年に続き2度目。さて不動産市況を振り返れば期待したほどの改善は得られず「うちは毎年『カネ』だよ」というビルオーナーの声も聞こえてきそうな師走である。